目黒で結婚相談所を経営して7年が経過しました。婚活業界は13年です。成婚に結びつけるためには、お相手探しだけの相談に乗っていてはまとめることができません。結婚は、お相手との交渉術、自己表現力、仕事の安定、お金の管理、親との関係性、いままでの人生、そういったものが全て繋がっているからです。長年の経験を活かして、この力を発揮できるのは電話相談となります。電話相談には、様々な悩みが寄せられるからです。私は医者ではないので、病気に関してのご相談は受けていませんが、それ以外の話は極力承るようにしています。

2016年12月からエキサイトお悩み相談室で、電話相談カウンセラーのご依頼を受けてから、1年が経過しました。
2017年2月からは、ぐっどうぃる博士主催の恋愛ユニバーシティの電話相談カウンセラーも承っています。

本格的な相談業務は初めてのことでしたので、最初のうちは、まったく相手の顔もわからない中、お電話口でその方の背景を察し、どういった悩みを抱えているのか、どういった答えがベストなのか、手探りの状態からのスタートでした。やはり顔を見ながらの相談乗務のほうが、表情から受け取れるものも多いですし、相談者もカウンセラーも安心する部分はあると思いますが、お電話では、匿名であり、顔もスタイルもまったくわからないので、アドバイスをするもの大変になります。

短い時間で、その人がどういった人生を歩んできて、そうなったのか、できるだけの情報を収集した上でのアドバイスをしなければいけません。カウンセラーにも、様々なスタイルがあります。話を聞いてほしい、癒やしの存在でいてほしい、と願う方もいますので、話を受け止めるというカウンセラーのタイプもありますし、アドバイス・解決方法がほしいと願う人もいますので、アドバイスを行うカウンセラーのタイプもあります。私は後者に近いように思います。

私からすると、だいたいの悩みは「そんなに考えこむ必要もないよ」と思うのですが、人の悩みは深く、受け止め方も様々なんだなと思います。また、悩み多き人は、優しい人も多いように思います。

恋愛・結婚、精神論(ストレス解消)、転職、子どもを思う親心、相手がいることであって、その跳ね返りが自分にふりかかり、悩みを生みます。

時には、涙を流さざるをえない、自分の人生を否定してしまうほど、深く傷ついている人もいます。私自身も、人と違う感受性があり、自己肯定感が低く、幼い頃から、どうして生れてきたのだろうと、悩むことの多い人生でした。ですので、相談者さんの気持ちはだいだいことは受け止められますし、そういった気持ちになることもわかります。

会員様からしてみたら、キラキラしてみえるようですが、仕事をしている一部の姿がそう写っているだけだと思います。

結婚しても、子どもをもうけていませんし、それについてもいろいろなことがありました。また、結婚したからといって、何も悩みがないわけでもなく、不安で涙を流したことや脚が震えたこともあります。

1人ではないからこその、不安だってあるのです。結婚は、1人ではない分、相手があってのこと、良いことばかりではありません。だけど、できるだけ、一緒になったのだから乗り越えていこうと頑張っていく、それも結婚だと思います。

電話相談者の方が、泣いていても、私と話すことによって、”くすっ”と笑ってくれて、たいしたことじゃなかったんだ、と思って下さることや、「誰にも話せなかったので、話せてよかった」と言って下さり、この1年、電話相談カウンセラーを続けてきて良かったと思いました。

エキサイトお悩み相談室では、1年で100件以上の相談を受けました。また、こういったお仕事を依頼してくださる方があって、仕事は成り立っているものだと思います。

何でもそうですが、自分一人では、世の中は回ってないということです。誰かに何かを依頼される、そういった自分でありたい、そうなることで、自分も人生が歩んでいけるのだということです。人は、時に傲慢になってしまうものです。でも、その傲慢さを、またどこかでただしながら、人生を歩んでいきたいと思います。