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婚活疲れ|8割以上が感じる婚活ストレスの原因と対策

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婚活中の8割以上が「婚活疲れ」を実感している現実

2025年にSMBCコンシューマーファイナンスが実施した「婚活・結婚に関する意識・実態調査」によると、25歳から39歳の婚活中の未婚男女の80.6%が「婚活疲れ」を感じていることが明らかになりました。特に注目すべきは、男性が74.4%であるのに対し、女性は86.8%と9割近くに達している点です。

この数字が示すのは、現代の婚活が多くの人にとって大きな心理的負担になっているという事実です。結婚相談所やマッチングアプリなど、出会いの選択肢が増えた一方で、なぜこれほど多くの人が疲弊してしまうのでしょうか。

本記事では、婚活疲れの根本原因を分析し、結婚相談所での活動を長引かせないための具体的な対策をご紹介します。

婚活疲れの根本原因:「選択肢の多さ」というパラドックス

選択肢が増えることで起こる3つの問題

婚活疲れの最大の原因は、行動経済学でいう「選択のパラドックス」にあります。選択肢が多すぎることで、以下のような問題が発生します😅

1. 決断が困難になる 結婚相談所では数十人、マッチングアプリでは数百人以上の候補者と出会う可能性があります。選択肢が多すぎると、一人ひとりを慎重に比較検討しようとして決断が遅れ、結果的に婚活期間が長期化してしまいます。

2. 常により良い選択肢があるのではという不安 「この人でいいのか」「もっと良い人がいるのでは」という思考に陥りやすくなります。実際には十分に相性の良い相手であっても、次の候補者への期待から関係を深めることができず、お見合いを繰り返すことになります。

3. 満足度が下がる 多くの選択肢から選んだにもかかわらず、「本当にベストな選択だったのか」という疑念が残りやすくなります。これは心理学的に証明されている現象で、選択肢が少ない時の方が選択後の満足度が高い傾向があります。

お見合い件数の実態が示すもの

婚活における「お見合いの最頻値は10件程度」というデータは、このプロセスの負担を如実に物語っています。一人一人との出会いに時間と労力をかけ、それを10回繰り返すことの心理的・経済的コストは決して小さくありません。

さらに、お見合いが10件を超えても結果が出ない場合、自己肯定感の低下やモチベーションの喪失につながり、より深刻な婚活疲れを引き起こします。

自然な出会いと婚活の決定的な違い

なぜ「なんとなく結婚」がうまくいくのか

学生時代や社会人になってからの自然な出会いで結婚するケースと、婚活を通じた結婚では、プロセスに大きな違いがあります。

自然な出会いの特徴

  • 選択肢が限られている分、決断しやすい環境
  • 相手を「結婚市場」で評価する意識が薄い
  • 関係性が時間をかけて自然に深まる
  • 「結婚」という目的ありきではない出会い

学生時代や職場での出会いでは、そもそも選択肢が限られています。サークルや部署内の数人の中から自然と惹かれる相手ができ、時間をかけて関係が深まっていきます。この「選択肢の少なさ」が、逆説的に幸せな結婚につながっているのです。

婚活特有の心理的負担

一方、婚活では最初から「結婚」という明確な目的があり、複数の候補を比較検討する構造になっています。

婚活の構造的な問題

  • 相手を「スペック」で評価してしまう
  • 常に比較の目線が働く
  • 短期間で結論を出すプレッシャー
  • 「市場価値」を意識した自己評価

このような構造が、本来は楽しいはずの出会いを「疲れる作業」に変えてしまっているのです。

結婚相談所で活動を長引かせないための5つの対策

婚活疲れを避け、効率的に婚活を進めるための具体的な方法をご紹介します🙂

1. 条件の優先順位を明確にする

最も重要なのは、相手に求める条件を3つ以内に絞ることです。

優先順位の付け方

  • 「絶対に譲れない条件」を1〜3つ決める
  • 「あれば嬉しい条件」と明確に区別する
  • 年収・学歴・容姿など、数値化できる条件だけに頼らない
  • 価値観や相性を重視する

例えば、「子どもを持ちたいかどうかの価値観が一致すること」「お互いの時間を尊重できること」「金銭感覚が近いこと」など、実際の結婚生活で重要になる本質的な条件を優先しましょう。

条件を絞ることで、判断基準が明確になり、決断のスピードが上がります。

2. 完璧を求めない勇気を持つ

婚活において「100点満点の相手」を探すことは現実的ではありません。70〜80点で決断する覚悟が必要です。

現実的な考え方

  • すべての条件を満たす相手は存在しない
  • 小さな欠点に目をつぶれるか考える
  • 長所が短所を上回るかを基準にする
  • 相手も自分を100点とは思っていないことを認識する

「次に付き合う人が運命の相手かもしれない」という視点は、まさにこの考え方を示しています。過去に3人との恋愛経験があれば、4人目が生涯のパートナーになる可能性は十分にあります。目の前の縁を大切にする姿勢が、婚活成功の鍵となります。

3. 期限を設定してダラダラを防ぐ

婚活に明確な期限を設定することで、集中力とモチベーションを維持できます。

効果的な期限設定

  • 「1年以内に結婚相手を見つける」など具体的な目標を立てる
  • 3ヶ月ごとに活動を振り返る
  • 期限が来たら一度活動を休止することも検討する
  • 焦りすぎない程度の現実的な期限にする

期限があることで、一つひとつの出会いにより真剣に向き合えるようになり、無駄に長引くことを防げます。

4. 出会いの場を多様化する

結婚相談所だけに頼らず、複数のチャネルで出会いを探すことも重要です。

多様な出会いの場

  • 趣味や習い事のコミュニティ
  • 友人の紹介
  • 婚活パーティーやイベント
  • 複数のマッチングアプリの併用

様々な場所で出会うことで、「結婚相談所で見つけなければ」というプレッシャーから解放され、より自然体で相手と接することができます。

5. 「評価」ではなく「相性」を重視する

婚活では、相手を評価する視点ではなく、相性を見極める視点が大切です。

相性を見るポイント

  • 一緒にいて心地よいか
  • 沈黙が苦にならないか
  • 笑いのツボが合うか
  • 価値観の違いを受け入れられるか

スペックや条件で選ぶのではなく、「この人となら人生を一緒に歩めそうか」という感覚を大切にしましょう。

婚活疲れを感じたときの対処法

すでに婚活疲れを感じている方は、以下の対処法を試してみてください😉

一時的に活動を休止する

疲れているときに無理に活動を続けても、良い結果は生まれません。1〜3ヶ月程度、婚活から離れてリフレッシュすることも大切です。

婚活以外の楽しみを見つける

婚活が生活の中心になりすぎていないか見直しましょう。趣味や友人との時間を大切にすることで、精神的なバランスが取れます。

専門家に相談する

結婚相談所のカウンセラーやアドバイザーに正直に悩みを打ち明けることで、客観的なアドバイスを得られます。一人で抱え込まないことが重要です。

まとめ:婚活は「効率」より「縁」を大切に

婚活疲れの根本原因は、選択肢の多さと比較評価の構造にあります。しかし、これは婚活の仕組みそのものが持つ構造的な問題であり、個人の努力だけで完全に解決することは困難です。

大切なのは、この構造を理解した上で、以下の点を心がけることです。

  • 条件を絞り、決断の基準を明確にする
  • 完璧を求めすぎない
  • 期限を設定し、メリハリをつける
  • 多様な出会いの場を持つ
  • 評価ではなく相性を重視する

そして何より、「次に出会う人が運命の相手かもしれない」という前向きな視点を持ち、目の前の縁を大切にする姿勢が、婚活成功への近道となるでしょう。

婚活は確かに疲れるプロセスですが、その先には幸せな結婚生活が待っています。自分らしさを失わず、焦らず、しかし諦めずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

参考までに、三島光世の2冊目の書籍、婚活は「がんばらないほうが」うまくいく、も是非参考にしていただきたいです。

当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。

⇒ https://lin.ee/dOjVZIo

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