
結婚相談所を選ぶとき、「成婚率80%!」「成婚率90%!」という広告を見たことはありませんか?一見魅力的な数字ですが、実はそこには業界特有の算出方法が隠されています。本記事では、結婚相談所の成婚率のカラクリを徹底解説し、本当に信頼できる相談所の選び方をご紹介します。
結婚相談所を検討する際、多くの方が成婚率を重視します。これは当然の心理です。高額な費用を払って入会するのですから、「本当に結婚できるのか」という不安を数字で確認したくなるのは自然なことでしょう。
しかし、経験上お伝えすると、ご自身がある程度の条件をお持ちで、お相手への希望を現実的に設定できれば、結婚は十分可能です。成婚率の数字だけに振り回される必要はありません。
不安を抱える利用者の心理を理解しているからこそ、結婚相談所は競うように高い成婚率を表記します。しかし、そこには知っておくべき「算出方法のカラクリ」が存在するのです😊

結婚相談所が公表している成婚率は、主に以下の計算式で算出されています。
成婚率 = 成婚退会者数 ÷ 全退会者数 × 100
つまり、ある一定期間内に退会した人のうち、何人が成婚退会だったかを計算しているのです。
具体的な例を見てみましょう。
【例1】短期間での算出
このように、**成婚者が3名だけでも、通常退会が0名なら成婚率100%**と表記できてしまうのです。
【例2】継続的な100%
退会者が少ない相談所であれば、数ヶ月連続で成婚率100%を達成することも可能です。
期間設定に関する規定がないため、以下のような表記が可能です。
相談所によって期間の設定がバラバラなので、単純に数字を比較することはできません。短期間の成果だけを切り取って表記している可能性があるのです。
この算出方法では、活動中の会員数が全く反映されません。
【比較例】
どちらも成婚率100%ですが、実際の成婚確率は大きく異なります。A相談所なら100名中3名(3%)、B相談所なら10名中3名(30%)が成婚したことになります。
結婚というライフイベントは、季節や社会情勢によって変動します。
成婚が多く出る月もあれば、そうでない月もあるのが現実です。特定の月だけを切り取った成婚率は、実態を正確に表していません。
成婚率を高く保つには、通常退会者を少なくすることが重要です。そのために以下のような対応をしている相談所もあります。
これらは必ずしも悪いことではありませんが、成婚率を高く見せるための戦略として機能している側面もあります
成婚率だけでなく、以下の情報も合わせて確認しましょう。
例:年間成婚者30名 ÷ 総会員100名 = 実質成婚率30%
成婚率以外にも、以下の指標が重要です。
活動指標
サポート体制
口コミ・評判
信頼できる相談所は、以下の点で誠実です。
成婚率が高くても、あなた自身に合ったサポートがなければ意味がありません🤔
確認すべきポイント
料金体系の確認
高額な成婚料を設定している相談所は、成婚率を高く保とうとする傾向があります。これはカウンセラーが真剣にサポートする動機にもなりますが、料金体系全体のバランスを見ることが大切です。
ご自身がある程度の条件をお持ちで、お相手にも高望みしなければ、結婚は十分可能です。
成婚率が高い結婚相談所に入会しても、以下のような場合は成婚が難しくなります。
成婚率は相談所選びの一つの目安にはなりますが、それだけで決めるのは危険です。複数の相談所を比較し、総合的に判断しましょう。
成婚率100%という魅力的な数字の裏には、短期間のデータや特殊な算出方法が隠されていることがあります。カラクリに騙されず、本質を見極めることが成功への第一歩です。
相談所選びで本当に大切なこと
結婚相談所は、あなたの人生のパートナーを見つけるための大切なサポート役です。表面的な数字に惑わされず、本当に信頼できる相談所を選んでください。
成婚率は参考程度にとどめ、あなた自身の直感と、相談所の誠実さを重視することが、幸せな結婚への近道となるでしょう。
動画でも成婚率のカラクリについてお伝えしています。
結婚相談所に入会するときは、成婚率は参考程度にしてくださいね。
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
