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ブライダルチェックとは?結婚前に知っておきたい検査の全知識

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はじめに:ブライダルチェックの重要性

結婚を考えているカップルの多くが、将来子供を持つことを望んでいます。しかし、実際に子供ができるかどうかは、結婚してみないとわからない部分もあります。

特に結婚相談所で活動している方の多くは、子供のいる結婚生活を理想としています。(もちろん年齢や個人の価値観によって異なります)

そこで重要になるのが「ブライダルチェック」です。これは、妊娠するにあたって問題がない状態かを事前に調べる検査のことを指します。

この記事では、ブライダルチェックとは何か、どのような検査項目があるのか、費用はどれくらいかかるのか、そして実際の事例を交えながら、その必要性について詳しく解説していきます😉

ブライダルチェックとは何か

ブライダルチェックの定義

ブライダルチェックとは、結婚を控えたカップルや、妊娠を希望する人が受ける専門的な健康診断です。

一般的な健康診断や人間ドックとは異なり、妊娠・出産に関わる身体の状態を重点的に調べることを目的としています。男性版と女性版があり、それぞれ検査内容が異なります。

なぜブライダルチェックが必要なのか

結婚してから「実は妊娠しにくい体質だった」「治療が必要な状態だった」と気づくよりも、事前に自分の身体の状態を知っておくことには、多くのメリットがあります。

ブライダルチェックのメリット:

  • 妊娠に影響する可能性のある問題を早期発見できる
  • 必要な治療があれば早めに開始できる
  • 自分の身体の状態を把握した上で、人生設計を立てられる
  • 不妊治療が必要になった場合、早期に対応できる
  • 安心して結婚生活をスタートできる

実際の受診事例:当社会員様のケース

先日、当社の会員様もブライダルチェックを受診されました。

結婚を真剣に考え始めたタイミングで、「自分の身体の状態を知っておきたい」という前向きな気持ちから受診を決断されたそうです。

検査結果は特に問題なく、ご本人も「安心して婚活を進められる」と喜んでおられました。このように、ブライダルチェックを受けることで、自信を持って婚活や結婚準備を進められるという精神的なメリットも大きいのです。

女性版ブライダルチェックの検査項目

女性のブライダルチェックでは、妊娠・出産に関わる重要な器官や機能を総合的に調べます。

基本的な検査項目

【女性版の主な検査項目】

①子宮の検査 子宮筋腫、子宮内膜症、子宮がんなどの有無を調べます。超音波検査や子宮頸がん検診などが含まれます。子宮の形や大きさ、内膜の状態なども確認します。

②卵巣の検査 卵巣嚢腫や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの有無を調べます。超音波検査で卵巣の状態を確認し、卵胞の数や大きさもチェックします。

③甲状腺(ホルモン)の検査 甲状腺機能は妊娠に大きく影響します。甲状腺ホルモンの値を調べることで、甲状腺機能亢進症や低下症などを発見できます。これらの疾患は不妊や流産のリスクを高めることがあります。

④血液検査 貧血の有無、血液型、感染症の抗体検査などを行います。風疹抗体の有無は特に重要で、妊娠初期に風疹に感染すると胎児に重大な影響を及ぼす可能性があるためです。

追加できる検査項目

基本検査に加えて、必要に応じて以下のような追加検査を受けることもできます。

性感染症検査 クラミジア、淋病、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎などの検査です。性感染症の中には、不妊の原因になったり、妊娠中や出産時に赤ちゃんに感染するリスクがあるものもあります。

がん検診 子宮頸がん、子宮体がん、乳がんなどの検査です。妊娠前にがんが見つかれば、適切な治療を受けてから妊娠計画を立てることができます。

ホルモン検査(詳細) 卵巣予備能(AMH検査)、プロラクチン、黄体ホルモンなど、より詳細なホルモン検査を追加することもできます。これにより、排卵機能や妊娠しやすさをより正確に把握できます。

検査費用について

ブライダルチェックの費用は、検査項目や受診する病院によって変動があります。

一般的な費用の目安: 基本的な検査で約1万円〜3万円程度です。追加検査を含めると、さらに費用が上乗せされます。

多くの場合、ブライダルチェックは保険適用外となるため、全額自己負担となります。ただし、検査の結果何らかの疾患が見つかり、その治療が必要になった場合は、その治療には保険が適用されることがあります。

病院によっては、ブライダルチェックのセットプランを用意しているところもあります。事前に複数の医療機関の料金を比較してみるとよいでしょう。

男性版ブライダルチェックについて

女性だけでなく、男性もブライダルチェックを受けることが重要です。不妊の原因は、女性側だけでなく男性側にもある可能性があるためです😅

男性の主な検査項目

精液検査 精子の数、運動率、形態などを調べる基本的な検査です。男性不妊の有無を判断する最も重要な検査と言えます。

ホルモン検査 男性ホルモン(テストステロン)などの値を調べます。ホルモンバランスの異常は、精子の生成に影響を与えることがあります。

性感染症検査 クラミジア、淋病、梅毒、HIVなどの検査です。女性と同様、パートナーへの感染リスクを事前に確認することが大切です。

血液検査 一般的な健康状態を確認するための血液検査も行います。

男性の検査費用

男性のブライダルチェックも、基本的には保険適用外で、費用は約1万円〜2万円程度が一般的です。

健康診断・人間ドックとの違い

多くの方が疑問に思うのが、「会社の健康診断や人間ドックとブライダルチェックは何が違うのか」という点です。

調べる目的が異なる

健康診断・人間ドック: 全般的な健康状態を確認し、生活習慣病やがんなどの早期発見を目的としています。

ブライダルチェック: 妊娠・出産に特化した検査で、生殖機能に関する項目を重点的に調べます。

検査項目が異なる

健康診断や人間ドックでは、通常以下のような項目は含まれていません:

  • 子宮や卵巣の詳細な検査
  • 精液検査
  • 妊娠に関連するホルモン検査
  • 風疹抗体検査(妊娠希望者向け)

これらの検査は、ブライダルチェック独自のものです。

それぞれの必要性

健康のためには健康診断や人間ドックを定期的に受け、妊娠を望んでいる方は別途ブライダルチェックを受けるというのが理想的です。

どちらか一方ではなく、両方を受けることで、総合的な健康管理と妊娠準備の両立ができます。

実際の不妊事例から学ぶ

ブライダルチェックの重要性を理解するために、実際にあった事例をご紹介します。

ケース:成婚後に発覚した無精子症

過去に、成婚退会後のカップルで、男性が無精子症であることが結婚後に判明したケースがありました。

このカップルは、結婚前にブライダルチェックを受けていませんでした。結婚して子供を望み始めてから、なかなか妊娠しないため検査を受けたところ、男性側に無精子症という診断が出たのです。

その後の経緯と結果

このカップルは、医師と相談しながら不妊治療を開始しました。幸いなことに、適切な治療により、無事にお子様を授かることができました。

しかし、結婚後に初めて問題が発覚したため、精神的にも経済的にも大きな負担がかかりました。

もし事前に知っていたら

もちろん、このカップルが無事に子供を授かれたことは素晴らしいことです。しかし、もし結婚前にブライダルチェックを受けて状況を把握していれば、以下のような利点があったでしょう:

  • 早期に治療を開始できた
  • 結婚や妊娠のタイミングをより計画的に考えられた
  • 精神的な負担が軽減された
  • 治療の選択肢について十分に検討する時間があった

この事例は、ブライダルチェックの重要性を示す貴重な教訓となります。

ブライダルチェックを受けるべき人

特に受診をおすすめする方

年齢が高めの方 35歳以上で妊娠を希望する場合、年齢による妊娠率の低下が懸念されます。早めに自分の状態を把握し、必要な対策を講じることが重要です。

過去に婦人科系の病気をしたことがある方 子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫などの既往歴がある場合、現在の状態を確認しておくことが大切です。

生理不順や生理痛がひどい方 これらの症状は、何らかの婦人科疾患のサインである可能性があります。

家族に不妊症の方がいる方 遺伝的な要因が関係する場合もあるため、事前に検査を受けておくと安心です。

性感染症のリスクがある方 過去に複数のパートナーがいた場合など、性感染症のリスクがある方は検査を受けておくべきです。

理想的な受診タイミング

ブライダルチェックを受ける理想的なタイミングは、結婚の3〜6ヶ月前です。

もし何らかの問題が見つかった場合でも、結婚前に治療を開始する時間的余裕があります。また、結婚相手とも検査結果を共有し、将来について話し合う時間が持てます。

ただし、既に結婚している方でも、妊娠を考え始めたタイミングで受診することは十分に意味があります。

ブライダルチェックのメリット:自信を持って婚活できる

安心感が婚活の推進力になる

両者に問題がなくても、必ずしもすぐに子供を授かることができるとは限りません。妊娠には様々な要因が関わっており、タイミングや相性もあります。

しかし、検査をしておけば「自分は妊娠力がある」と自信を持って婚活を行えるのではないでしょうか。

相手への誠実さの表れ

ブライダルチェックを受けることは、将来のパートナーに対する誠実さの表れでもあります。

自分の身体の状態を把握し、必要であれば正直に伝えることで、お互いに信頼関係を築くことができます。また、結婚後に予期せぬ問題が発覚して揉めるリスクも減らせます。

人生設計が立てやすくなる

検査結果によっては、妊娠のタイミングや治療の必要性について、早めに考えることができます。

例えば、卵巣予備能が低めと判明した場合、「できるだけ早く妊娠を目指そう」という計画が立てられます。逆に、特に問題がなければ、キャリアプランと並行してゆとりを持った妊娠計画を立てることもできます。

ブライダルチェックを受ける際の注意点

医療機関の選び方

ブライダルチェックを実施している医療機関は増えていますが、内容や費用は様々です。

選ぶ際のポイント:

  • 検査項目が明確に提示されているか
  • 料金体系がわかりやすいか
  • 結果の説明が丁寧かどうか
  • 必要に応じて専門治療につなげてくれるか

事前に複数の医療機関を比較し、自分に合ったところを選びましょう。

パートナーと一緒に受診を

できれば、男性も女性も両方が検査を受けることをおすすめします。

不妊の原因は、女性側約40%、男性側約40%、両方または原因不明約20%と言われています。片方だけが受診しても、全体像は把握できません。

お互いに検査を受けることで、より正確な状況把握ができ、将来の計画も立てやすくなります。

検査結果への向き合い方

もし検査で何らかの問題が見つかっても、落ち込みすぎる必要はありません。

早期に発見できたことはプラスと捉え、医師と相談しながら適切な対処をしていけば良いのです。多くの場合、治療によって改善が期待できます。

ブライダルチェック後の対応

問題が見つからなかった場合

特に問題がなければ、安心して結婚や妊娠の計画を進めることができます。

ただし、検査結果が良好でも、健康的な生活習慣を維持することは大切です。適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけましょう。

治療が必要な場合

何らかの治療が必要と判断された場合は、医師の指示に従って適切な治療を受けましょう。

治療の内容や期間について、パートナーとしっかり話し合い、お互いに理解と協力をすることが重要です。結婚や妊娠のタイミングについても、医師のアドバイスを参考に調整していきましょう。

定期的なフォローアップ

ブライダルチェックは一度受ければ終わりではありません。

特に治療を受けている場合は、定期的に検査を受けて経過を確認することが大切です。また、問題がなかった場合でも、年齢とともに身体の状態は変化するため、妊娠を希望するタイミングで再度検査を受けることも検討しましょう。

まとめ:安心して未来を迎えるために

ブライダルチェックは、結婚や妊娠を考える全ての人におすすめしたい検査です。

自分の身体の状態を知ることは、将来の計画を立てる上で非常に重要です。万が一、治療が必要な状態が見つかったとしても、早期発見によって対処の選択肢が広がります。

健康診断や人間ドックとは異なり、妊娠・出産に特化した検査であるブライダルチェックは、子供を望むカップルにとって欠かせないものです。検査項目は多岐にわたり、女性なら子宮、卵巣、甲状腺、血液などを調べます。費用は1〜3万円程度と決して安くはありませんが、将来への投資と考えれば十分に価値があります😀

実際に、結婚後に無精子症が発覚したカップルの事例からもわかるように、事前に検査を受けておくことで、精神的にも経済的にも負担を軽減できる可能性があります。

何よりも、検査を受けることで「自分は妊娠力がある」という自信を持って婚活や結婚準備を進められることは、大きなメリットです。

結婚や妊娠を考えているなら、ぜひパートナーと一緒にブライダルチェックを受けてみてください。安心して未来を迎えるための、大切な一歩となるはずです💖

当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。

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