
結婚相談所での出会いは、恋愛結婚とは異なるアプローチで始まります。しかし、お見合いから始まる関係でも、会うたびに相手への恋愛感情が芽生えることは珍しくありません。むしろ、真剣に結婚を考える二人だからこそ、深い感情が育ちやすいのです🩷
今回は、仮交際中のスキンシップ、特に「手を繋ぐタイミング」について、結婚相談所での実例をもとに詳しく解説します。会員様から実際にいただいた質問や、トラブル事例も交えながら、適切な関係の進め方をお伝えします。

恋愛結婚と婚活での出会いには、確かに違いがあります。恋愛は感情が先行し、結婚は条件や価値観の一致を重視する傾向があります。しかし、人間である以上、どんな出会い方であっても感情は自然に湧いてくるものです 😀
ある会員様からこんな嬉しい報告をいただきました。
「仮交際の方と順調に会えていて、恋愛感情が湧いてきました。会うごとにどんどん好きになっています」
このように、お見合いから始まった関係でも、デートを重ねるうちに相手への好意が深まっていくのは自然なことです。
一方で、結婚相談所での活動では、恋愛感情だけに流されず、結婚相手としての適性を見極めることも重要です。この会員様には、少し感情を抑えて、冷静に相手を観察することもアドバイスしました。
恋愛感情と結婚への適性判断、この両方のバランスを取ることが、結婚相談所での成功の鍵となります。
何度もデートを重ねていると、自然と相手との距離を縮めたくなるものです。ある会員様から、こんな質問をいただきました。
「変な質問してもいいですか?手を繋いでほしいのですが、繋いでくれないんです」 「手は何度目のデートで繋いでもらえるのでしょうか?」
この質問は決して変ではありません。好きな人と手を繋ぎたいと思うのは、とても自然な感情です。しかし、結婚相談所の仮交際という特殊な状況では、少し注意が必要なのです。
仮交際中というのは、基本的に他の方とも並行してお見合いやデートができる状態です。これが恋愛結婚との大きな違いです。
男性側からすると、以下のような心理が働きます:
このような不安から、なかなか手を繋ぐ勇気が出ない男性は多いのです。

スキンシップに関する様々な声を聞いてきました。中には残念なトラブル事例もあります。
事例1:タイミングが早すぎた男性
ある男性会員様について、お相手の女性から指摘を受けたことがあります。「まだ仮交際中なのに手を繋いできて、気持ち悪かった」という厳しい意見でした。
事例2:無理やり手を繋がれた女性
別の女性会員様からは、「無理やり手を繋がれてしまい、離すこともできず、仕方なく繋いでいた」という感想もいただきました。
これらの事例から学べることは、スキンシップのタイミングと相手の同意の重要性です。
仮交際中のスキンシップが不快に感じられる理由として、女性側から以下のような声があります。
1. 並行交際への不信感
「真剣交際を打診されていないのに、誰にでもそういうことをする人なの?」と感じてしまう女性もいます。
仮交際中は他の方ともデートできる状態です。これは結婚相談所で活動している方なら誰もが理解しているルールです。もちろん、仮交際している相手は一人だけという方もいますが、多くの方は複数の方と並行してデートしています。
2. 本気度への疑問
「この人は本当に私のことを特別に思っているのだろうか」という疑問が生まれます。真剣交際を申し込む前にスキンシップを求めるのは、軽い気持ちなのではないかと感じられてしまうのです。
3. 安全性への不安
初めて会う人、まだよく知らない人からのスキンシップは、女性にとって心理的な負担になることがあります。特に結婚相談所という真剣な場だからこそ、慎重な対応が求められます。

手を繋ぐタイミングについては、様々なアドバイスが存在します。
これらのアドバイスも、一理あります。確かに、恋愛においてスキンシップは重要な要素です。
しかしながら、多くの女性会員様の感想を聞いている立場としては、真剣交際に進んでから手を繋ぐほうが、信頼関係が増して良い結果につながると考えています。
理由は以下の通りです:
1. 相手への本気度が伝わる
真剣交際を申し込んでから手を繋ぐことで、「あなただけを選んだ」という明確なメッセージになります。
2. 女性側も安心できる
並行交際が終了した状態なので、女性側も心理的な障壁なくスキンシップを受け入れやすくなります。
3. トラブルを避けられる
「気持ち悪い」「軽い人」といったネガティブな印象を避けることができます。
4. 関係が長続きしやすい
適切なタイミングでのスキンシップは、その後の関係を良好に保つ基盤となります。
「何回目のデートで手を繋ぐべきか」という質問に対する答えは、実は存在しません。
大切なのは回数ではなく、二人の関係性の深さと相手の気持ちです。
男性が手を繋ぎたいと思うなら、その前にきちんと真剣交際を申し込むべきです。これが最もスマートで、相手への敬意を示す方法です。
真剣交際を申し込む際のポイント:
手を繋ぐという行為は、単なるスキンシップではなく、二人の関係性を確認する大切なステップです。
真剣交際を申し込み、相手が受け入れてくれた後であれば、手を繋ぐことは自然な流れとなります。このタイミングでのスキンシップは、お互いの気持ちを確かめ合う素敵な瞬間となるでしょう。
女性側が手を繋ぐことに抵抗を感じるなら、無理に応じる必要はありません😊
断り方のポイント:
相手の気持ちを尊重しつつ、自分の境界線をしっかり守ることが大切です。
逆に、女性側から手を繋ぎたいと思うこともあるでしょう。その場合は、素直に気持ちを伝えることも一つの方法です。
現代では、女性から積極的にアプローチすることも珍しくありません。ただし、仮交際中であれば、やはり真剣交際への移行を確認してからの方が、より安心できる関係を築けるでしょう。

冒頭でご紹介した会員様のように、「手を繋ぎたい」と思えるほど好きになれる相手に出会えることは、本当に素晴らしいことです。
お見合いという形式的な出会いから始まっても、このような深い感情が芽生えるのは、お二人の相性が良く、デートを通じて確かな絆が育っている証拠です。
結婚相談所のカウンセラーとして、会員様の幸せな出会いをサポートできることは、この上ない喜びです。
ご紹介で繋いだご縁が、真剣交際を経て、やがて結婚へと発展していくことを心から願っています。
最後にお伝えしたいのは、焦る必要はないということです。
結婚は人生の大きな決断です。スキンシップも含めて、二人が心地よいと感じるペースで関係を深めていくことが、長く幸せな結婚生活への第一歩となります。
お見合いでも恋愛感情は自然に湧いてきます。手を繋ぎたいという気持ちは、相手への好意の表れであり、決して不自然なことではありません。
しかし、結婚相談所という特殊な環境では、以下のポイントを押さえることが大切です:
【重要なポイント】
お見合いから始まった素敵なご縁が、適切なタイミングでの真剣交際を経て、幸せな結婚へと繋がることを心より応援しています。
結婚相談所での活動は、時に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、誠実に向き合い、相手を思いやる気持ちがあれば、必ず素敵な関係を築くことができます。
あなたの婚活が、素敵な恋愛と結婚への架け橋となりますように💕
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