
婚活業界18年目を迎えようとしています。長年この業界に携わってきた中で、婚活ファッションのトレンドが大きく変化してきたことを実感しています。
先日、10年くらい前に少し活動してくださった会員様と久しぶりにお会いする機会がありました。彼女は当時、婚活ファッションについて「ふわふわとした服装」「ピンク色を着ること」という指導を受けたと思い出しながらおしゃっていました。
たしかに、10年くらい前は、そういったアドバイスが主流でした。婚活といえば「ピンク」「フェミニン」というイメージが強く、多くの結婚相談所やアドバイザーがこのスタイルを推奨していた時代です。
しかし、少なからず婚活業界も変わり、婚活ファッションも大きく変わってきました。時代にあわせて進化しているのです。現代の婚活では、より自然で、その人らしさを大切にしたファッションが求められるようになっています。
婚活市場の変化には、いくつかの理由があります。まず、婚活をする世代の価値観が多様化したこと。以前は「女性らしさ」を前面に出すことが良しとされていましたが、現在は個性や自分らしさを重視する傾向が強まっています。
また、男性側の好みも変化しています。過度に作り込んだファッションよりも、ナチュラルで親しみやすいスタイルを好む男性が増えてきました。SNSやファッション誌の影響もあり、トレンドに敏感な30代の女性たちは、古いイメージの婚活ファッションに抵抗を感じることも多いのです。
以前は、婚活といえば誰もが「ピンク」を着ていた時代がありました。結婚相談所に入会すると、まず「ピンクの服を用意してください」とアドバイスされることが一般的だったのです。
そして、「ピンク」を着たこともない女性、ピンクが似合わない女性は、こうした画一的な指導に婚活そのものへの嫌悪感を抱いてもいました。「自分らしくない服を着て婚活しなければならないのか」という葛藤を抱えていた方も少なくありません。
しかし、いまは、無理をしてピンクを着用する必要はまったくありません。もちろん、ピンクが似合う方、ピンクが好きな方は着用しても良いですが、必須ではないのです。
ただし、基本的には優しく見える色、柔らかい印象を与える色のほうがおすすめです。婚活という場では、第一印象が非常に重要。初対面で「話しかけやすそう」「親しみやすそう」と思ってもらえることが、その後の関係発展につながります。
ここ最近、多くのプロフィール写真を拝見して特に気になるのが、パープル(紫)を着用している方です。パープルは気を付けるべき色だと強く感じています。
パープルでも、薄目のラベンダー色ならよいでしょう。淡いラベンダーは上品で優しい印象を与え、30代女性の魅力を引き立ててくれます。顔色も明るく見せてくれる効果があります。
しかしながら、濃いめのパープルを着用している方がいますが、はっきり言って老けて見えます。これは非常に残念なことです。せっかく婚活に真剣に取り組んでいるのに、色選びのミスで実年齢より上に見られてしまうのは大きな損失です。
濃い紫は確かに高級感があり、大人っぽい色ですが、婚活プロフィール写真では顔色をくすませ、疲れた印象や老けた印象を与えてしまう危険性が高いのです。特に30代の方が着用すると、40代後半に見えてしまうこともあります。
下記のような濃い色味は絶対に避けましょう:

逆に、下記のような薄目の色なら良い印象を与えられます:

おすすめの色:
避けるべき色:
結婚相談所に入会されているのなら、プロフィール写真撮影の前に服装チェックはしてもらいましょう。これは基本中の基本です。多くの結婚相談所では、このサービスを提供しています。
プロフィール写真は婚活における最も重要な要素のひとつ。この一枚で第一印象が決まり、お見合いの申し込み数に大きく影響します。だからこそ、服装選びは慎重に行うべきなのです。
ただ、重要なことを一つ言わせてください。その担当者の感覚がずれていたら大変なことになります。これは決して大げさな話ではありません。
結婚相談所の担当者も人間です。ファッションセンスには個人差がありますし、時代の流れについていけていない担当者もいます。特に長年同じ相談所で働いている担当者の中には、10年前の婚活ファッションの常識をいまだに信じている方もいるのです。
以前、私のところに婚活相談を受けに来られた方のケースをご紹介します。
その方は、自分が所属する結婚相談所の担当者に服装のチェックをしてもらったとのこと。担当者から「その服で大丈夫です」とお墨付きをもらったので、自信を持って撮影で着用したそうです。
しかし、実際に撮影されたプロフィール写真を拝見したところ、正直に申し上げて、その方にまったく似合っていませんでした。そして、率直に言えばダサくなっていたのです。色味も古臭く、デザインも今の時代に合っておらず、本来の魅力が全く伝わらない写真になっていました。
その方の年齢は32歳でしたが、写真では37〜38歳くらいに見えてしまっていたのです。これではお見合いの申し込みが来ないのも当然でした。
もし、自分の担当者のアドバイスが不安な場合、または思うように婚活が進まない場合には、セカンドオピニオンとして個別で相談を受けることをおすすめします。私も婚活相談を承っていますので、お気軽にご依頼ください。
婚活相談:ZOOM 90分 10,000円
先ほどの方も、私の婚活相談を受けていただいた後、服装を一から見直して再撮影を行いました。その結果、驚くほど素敵な写真に仕上がりました。
これらの変更により、本来の年齢よりも若々しく、そして何より親しみやすい印象の写真になったのです。撮影後、彼女自身も「これなら自信を持って婚活できます」と笑顔で言ってくださいました。
そして実際、写真を変更してから、お見合いの申し込み数が増えたそうです。
①自分の結婚相談所の担当にアドバイスを受けた最初の写真

②三島の婚活相談後に撮影した写真

パーソナルカラー診断を受けたことはありますか?自分がスプリング、サマー、オータム、ウィンターのどのタイプかを知ることで、似合う色の傾向がわかります。
婚活では「良い色」よりも「自分に似合う色」を選ぶことが最も重要です。いくら婚活向きと言われる色でも、自分に似合っていなければ逆効果になります。
30代の婚活では、20代のような可愛らしさよりも、大人の女性としての魅力を出すことが大切です。しかし、老けて見えるのは絶対にNG。
この微妙なバランスを取るためには、色選びと合わせて、デザインや素材にも気を配る必要があります。上質な素材で、シンプルだけど洗練されたデザインを選びましょう。
古すぎるファッションは時代遅れな印象を与えます。かといって、最先端のトレンドを追いすぎるのも婚活には不向き。
適度にトレンド感を取り入れつつ、クラシックな要素も残すことで、センスの良さと安定感の両方をアピールできます。
どんなに素敵な服を選んでも、清潔感がなければすべて台無しです。シワのない服、毛玉のない服、色あせていない服を選ぶことは基本中の基本。
また、サイズ感も重要です。大きすぎても小さすぎても、だらしない印象を与えてしまいます。
一人の意見だけを鵜呑みにせず、複数の人からフィードバックをもらいましょう。できれば婚活のプロ、ファッションのプロ、そして信頼できる友人など、異なる視点からの意見を集めることが理想的です。
婚活における色選びは、想像以上に重要です。たった一つの色の選択ミスで、実年齢よりも老けて見えたり、魅力が半減したりすることがあります。
特に30代の婚活では:
そして何より、信頼できるアドバイザーに相談することが成功への近道です。もし今の担当者のアドバイスに不安を感じているなら、遠慮せずにセカンドオピニオンを求めてください。
婚活は人生の大切な転機です。服装という外見の部分で損をしないよう、正しい知識と適切なアドバイスを得て、自信を持って活動を進めていきましょう。
あなたの魅力を最大限に引き出す色とスタイルで、素敵なご縁が訪れることを心から願っています💖
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
