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理想の「世帯年収」は?男性も女性に年収条件を求める!

婚活コラム画像

「結婚相手の年収はいくら欲しい?」――この質問に、あなたならどう答えますか?従来、結婚相手の年収を重視するのは主に女性とされてきました。しかし、時代は大きく変わりつつあります。最新のデータでは、男性も女性に年収を求める傾向が顕著になってきました。婚活市場はよりシビアに、そして現実的になっています。本記事では、最新の婚活データから見える年収の実態と、成婚するための戦略について詳しく解説します😄

もっと婚活がシビアになってきました

女性も年収が問われる時代に

仲人型結婚相談所では、従来、女性は年収非掲載でも活動できる状態にありました。

従来の常識

  • 男性は年収を明示することが必須
  • 女性は年収を非掲載でもOK
  • 男性の稼ぎで家計を支える前提
  • 女性は専業主婦や扶養内パートが選択肢

この背景には、「男性が稼ぎ、女性は家庭を守る」という伝統的な価値観がありました。そのため、女性の年収はそれほど重視されず、むしろ家事能力や育児への意欲が評価されることが多かったのです。

最新データが示す男性の本音

しかしながら、最近のデータでは、男性も女性の年収が気になるということが明らかになりました。

結婚相談所の最新調査によると、相手に求める年収として、以下のような結果が出ています。

全年齢での理想年収

  • 男性が女性に求める年収:「~500万円(40.8%)」が最多
  • 女性が男性に求める年収:「~700万円(39.0%)」が最多

従来、男性は女性の年収をあまり気にしないとされていましたが、データは明確に「気になる」と示しています。

若年層ではさらに顕著な傾向

さらに、25~39歳に絞って比較すると、この傾向はより顕著になります。

25~39歳のボリュームゾーン

  • 男性が女性に求める年収
    • 「~500万円(47.0%)」
    • 「~300万円(30.9%)」
  • 女性が男性に求める年収
    • 「~500万円(42.7%)」
    • 「~700万円(37.4%)」

若い世代ほど、男性も女性の年収を重視していることが分かります。これは、現代の経済状況や価値観の変化を反映した結果と言えるでしょう。

共働き前提の婚活へ

男女で家計を支えるという意識が高まり、婚活男性も共働きを望む傾向が高くなってきました。

共働き志向の背景

  • 物価上昇と生活費の増大
  • 住宅ローンや教育費の高騰
  • 終身雇用の崩壊による収入の不安定化
  • 老後資金への不安
  • 男性一人の収入では厳しい現実
  • ワークライフバランスの重視
  • 育児参加への意識の高まり

「専業主婦を養う」という従来の価値観から、「二人で協力して家計を支える」という現実的な価値観への転換が起きているのです。

理想の世帯年収は?新しい視点での婚活

世帯年収という新しい指標

これまでの婚活では、「男性の年収」だけが注目されていましたが、今後は**「世帯年収」**という視点が重要になってきます。

世帯年収とは、夫婦二人の収入を合計した金額のことです。この視点で考えることで、より現実的な生活設計が可能になります。

データで見る理想の世帯年収

最新の調査では、理想の世帯年収について以下のような結果が出ています。

理想の世帯年収(ボリュームゾーン)

  • 男性
    • 「~700万円(26.0%)」
    • 「~1,000万円(20.5%)」
  • 女性
    • 「~1,000万円(25.9%)」
    • 「~700万円(25.6%)」

興味深いのは、女性の方が理想とする世帯年収が男性よりも高い結果になったことです。

女性の方が理想が高い理由

なぜ女性の方が理想とする世帯年収が高いのでしょうか?

考えられる理由

  1. 出産・育児期の収入減を見越している
    • 産休・育休中の収入減少
    • 時短勤務による収入減
    • キャリアの中断リスク
  2. 教育費への不安
    • 子供の教育費の高騰
    • 習い事や塾の費用
    • 大学進学費用
  3. 住宅費への現実的な見積もり
    • 住宅ローンの返済
    • 子育てに適した広い家の必要性
  4. 老後資金への不安
    • 年金だけでは不十分
    • 長生きリスクへの備え

女性の方が、より具体的にライフプランを考えている傾向が見られます。

仲人型結婚相談所では欠如していた視点

いままで世帯年収で考えるということは、仲人型結婚相談所では欠如していた部分です😅

従来の婚活の視点

  • 男性の年収のみを重視
  • 女性の年収は参考程度
  • 専業主婦前提での生活設計
  • 世帯全体での収支計算をしない

しかし、現代の経済状況や価値観の変化を考えると、この視点だけでは不十分です。

これからは世帯年収の視点が必須

これからは、世帯年収という視点を婚活に加えていく必要があります。

世帯年収で考えるメリット

  1. より現実的な生活設計ができる
    • 実際に使えるお金が明確になる
    • ローンや貯蓄の計画が立てやすい
  2. お互いの負担が軽減される
    • 男性一人に家計の責任が集中しない
    • 女性も経済的に自立できる
  3. 選択肢が広がる
    • 男性の年収だけで判断しない
    • 女性も自分の収入を武器にできる
  4. キャリア継続がしやすい
    • 共働き前提で考えられる
    • お互いのキャリアを尊重できる

現実を知る:平均年収との乖離

国税庁のデータが示す現実

理想と現実には、大きなギャップがあります。

国税庁の「令和3年 民間給与実態統計調査」では、以下のような結果が出ています。

日本の平均給与

  • 男性:545万円
  • 女性:302万円
  • 世帯年収(単純計算):約847万円

これは、婚活者が理想としている年収よりも低い数値です。

理想と現実の大きなギャップ

理想と現実の比較

項目理想現実(平均)ギャップ
男性の年収 500~700万円 545万円ほぼ一致
女性の年収 300~500万円 302万円理想が高い
世帯年収 700~1,000万円 約847万円理想がやや高い

特に女性の年収については、平均302万円に対して、男性が求める理想は300~500万円。理想の方がかなり高い水準を求めていることが分かります。

結婚相談所会員は平均より上

ただし、結婚相談所においては、男女共に可処分所得に余裕がある方が入会することから、理想が高くなっていることが予想されます。

結婚相談所会員の特徴

  • 一般平均よりも高収入の傾向
  • 入会金や月会費を支払える経済力
  • 真剣に結婚を考えている
  • キャリア志向の女性も多い

そのため、結婚相談所内での「普通」は、一般社会の「平均以上」である可能性が高いのです。

自分の立ち位置を改めて理解する

女性もよりいっそう立ち位置を理解すべき

女性もよりいっそう立ち位置を理解し、婚活を行わないと成婚できないということになりかねません。

これまで、女性は「選ぶ側」という意識が強かった面があります。しかし、現代の婚活市場では、女性も「選ばれる側」であることを認識する必要があります。

女性の年収が婚活市場での武器に

年収が高い女性は、これからの婚活市場で有利になる可能性があります。

年収が高い女性のメリット

  • 男性の選択肢が広がる
  • 年収が低めの男性とも選択肢に入る
  • 共働き志向の男性に好まれる
  • 経済的に自立しているという評価
  • 世帯年収で魅力をアピールできる

逆に、年収が低い、または働く意欲が低い女性は、従来よりも厳しい状況に直面する可能性があります。

男性も現実的な視点が必要

一方、男性も自分の年収と相手に求める条件のバランスを考える必要があります。

男性が考えるべきこと

  • 自分の年収で専業主婦を養えるか?
  • 共働き前提なら、家事育児の分担は?
  • 女性の年収を条件にするなら、自分も相応の年収があるか?
  • 世帯年収で考えた時、現実的な生活設計は?

「女性にも稼いでほしいけど、家事育児は女性の役割」という都合の良い考えは通用しなくなっています。

成婚するための現実的な戦略

1. 世帯年収で考える習慣をつける

これからの婚活では、個人の年収だけでなく、世帯年収で考える習慣をつけましょう。

具体的には

  • 自分の年収+相手の予想年収=世帯年収
  • その世帯年収で望む生活ができるか?
  • 子供の教育費や住宅費は賄えるか?
  • 老後資金は貯められるか?

この視点で考えることで、より現実的なパートナー選びができます。

2. 女性は自分の年収を武器にする

年収が平均以上の女性は、それを積極的にアピールしましょう。

アピール方法

  • プロフィールに年収を記載する
  • キャリアへの意欲を伝える
  • 共働き志向であることを明示する
  • 世帯年収での生活設計を提案する

これにより、共働き志向の男性からの評価が高まります。

3. 男性は家事育児の分担を約束する

女性に年収を求めるなら、男性は家事育児の分担を約束しましょう。

明確にすべきこと

  • 家事の分担比率
  • 育児への積極的な参加
  • 時短勤務やリモートワークの活用
  • 妻のキャリア継続へのサポート

共働きを求めるなら、家事育児も共同で担う覚悟が必要です。

4. 条件を柔軟に見直す

理想を持つことは大切ですが、柔軟性も必要です。

見直すべきポイント

  • 年収の条件を少し下げてみる
  • 個人年収ではなく世帯年収で考える
  • 将来の成長可能性も評価する
  • お金以外の価値観も重視する

完璧な相手はいません。優先順位をつけて、妥協できる部分を見つけましょう。

5. 自分自身の市場価値を高める

最も確実な戦略は、自分自身の価値を高めることです。

男性ができること

  • キャリアアップで年収を上げる
  • 家事スキルを身につける
  • 育児への理解を深める
  • コミュニケーション能力を磨く

女性ができること

  • キャリアを継続・発展させる
  • 資格取得やスキルアップ
  • 経済的な自立を維持する
  • 家庭と仕事の両立スキルを磨く

自分の価値が高まれば、相手への要求も現実的になります。

時代の変化を受け入れて

「男性が稼ぐ」時代の終焉

「男性が稼いで女性を養う」という時代は、もう終わりを迎えつつあります。

時代の変化

  • 終身雇用の崩壊
  • 年功序列の終焉
  • 物価上昇と実質賃金の低下
  • 老後2,000万円問題
  • 教育費の高騰

一人の収入で家族を養うことが、現実的に難しくなっています。

「共働き」が新しいスタンダード

これからの結婚は、共働きがスタンダードになるでしょう。

共働きのメリット

  • 世帯年収が増える
  • 経済的なリスク分散
  • お互いのキャリアを尊重できる
  • 社会との繋がりを維持できる
  • 老後資金が貯めやすい

共働きを前提とした結婚こそが、現代の現実的な選択なのです。

価値観のアップデートが必要

婚活で成功するためには、価値観をアップデートする必要があります。

古い価値観

  • 男性は高収入でなければならない
  • 女性は専業主婦を目指すべき
  • 男性が稼ぎ、女性が家を守る

新しい価値観

  • 世帯年収で考える
  • お互いに働き、お互いに家事育児をする
  • 柔軟な働き方とライフスタイル
  • 経済的に自立した個人同士のパートナーシップ

この価値観の転換ができるかどうかが、成婚の鍵を握ります。

まとめ:現実を見据えた婚活を

婚活市場は確実に変化しています。男性も女性の年収を重視し、世帯年収で考える時代になりました🙂

この記事のポイント

  1. 男性も女性に年収を求める時代になった
  2. 理想の世帯年収は700~1,000万円
  3. 現実の平均年収との間にギャップがある
  4. 女性も自分の立ち位置を理解する必要がある
  5. 世帯年収で考える視点が重要
  6. 共働きを前提とした婚活が主流に

成婚するために

  • 世帯年収で考える
  • 女性は年収を武器にする
  • 男性は家事育児の分担を約束する
  • 条件を柔軟に見直す
  • 自分自身の市場価値を高める

理想を持つことは大切ですが、現実を見据えることも同じくらい重要です。自分の立ち位置を正しく理解し、柔軟な視点で婚活に臨むことが、幸せな結婚への近道なのです。

時代は変わりました。その変化を受け入れ、新しい価値観で婚活に取り組みましょう。あなたにぴったりのパートナーとの出会いが、きっと待っているはずです。

当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。

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