
結婚相談所を選ぶ際、多くの方が営業トークに惑わされ、後悔する契約をしてしまうことがあります。実際に当社に面談にお越しになった方から伺った驚きの事例をもとに、結婚相談所の正しい選び方と、悪質な営業トークを見極める方法をお伝えします。

先日、面談にお越しになった方から、非常に興味深いお話を伺いました。ある大手結婚相談所で聞いた営業トークが、あまりにも一風変わっていたため、思わず笑ってしまったのですが、これは決して笑い事ではありません。
その方が訪れた大手結婚相談所は、婚活パーティーを開催し、そこから参加者を勧誘して結婚相談所への入会を促進していました。婚活パーティーからの勧誘自体は、結婚相談所業界ではよくある集客方法であり、何も問題はありません。
しかし、そこでのトークが問題でした。担当者はこう言ったそうです。
「広告とかからではなく、婚活パーティーの中から、スカウトした方しか当社は入会していません」
「ほかの結婚相談所は、誰でも入会させていますけど、当社は厳選しています」
この営業トークの目的は明確です。お客様に「自分は選ばれた特別な存在だ」と感じさせ、入会へのハードルを下げることです。限定性や特別感を演出することで、冷静な判断力を失わせる心理テクニックが使われています。
その方は、その場で入会を決めて帰宅されました。しかし、自宅に戻ってから、いろいろと調べ始めたそうです。すると、すぐに違和感に気づきます。
インターネットで検索すると、その結婚相談所の広告がたくさん出てきます。SNSでも広告を見かけます。「スカウトした方しか入会していない」という話は、明らかに矛盾していました。
さらに、知人にもヒアリングを始めます。そこで初めて、結婚相談所の仕組みや業界の実態が分かったとのことです。「あの営業トークはなんだったのだろう」と不信感が募り、結局クーリングオフを決断されました。
度が過ぎる営業トークは、逆効果です。一時的に入会を決めさせることはできても、後から冷静になったお客様は必ず違和感に気づきます。そして、信頼を失った結婚相談所からは離れていきます。
特定商取引法により、結婚相談所の契約は一定期間内であればクーリングオフが可能です。契約書を受け取った日から8日以内であれば、理由を問わず無条件で契約を解除できます。少しでも違和感を感じたら、遠慮なくクーリングオフを行使しましょう。
その方は、SNSでつながっている知人から、当社に面談に行くことを勧められたそうです。知人の紹介という形で、当社のことを知っていただきました。
当社は、この業界のことを知り尽くしているため、面談では業界の実態をありとあらゆる角度からお話しさせていただきます。なぜなら、すでに当社にお越しになっている時点で、婚活業界に不信感を抱いている方が多いからです。
前の結婚相談所で嫌な思いをされた方、営業トークに違和感を感じた方、業界の闇を感じている方。そういった方々に、ここで嘘をついたり、オブラートに包んだ話をしても意味がありません。
当社では、結婚相談所の仕組みと、メリットだけでなくデメリットもきちんとお伝えさせていただきます。良い面も悪い面も正直にお話しすることで、お客様が納得して入会を決めていただけると考えています。
結婚相談所業界をどこまで信じていただけるか、そしてお客様自身も一生懸命出会いを探して頑張っていただけるか。この両方が揃って初めて、結婚相談所を利用した婚活は成功します。実際に、結婚相談所を利用して結婚できる人はたくさんいます。大切なのは、信頼できる結婚相談所を選ぶことです。
結婚相談所の入会面談では、勧誘や営業トークが訓練されたスタッフが担当することが多いです。いわゆる営業スキルが高い方が、入会面談を担当しています。彼らは心理学に基づいたテクニックを駆使して、その場で契約を取ろうとします。
結婚相談所の営業トークには、いくつかの典型的なパターンがあります。これらを知っておくことで、冷静に判断できるようになります。
限定性の演出
「今月中に入会すれば特別割引があります」「あと何名しか枠がありません」といった、限定性を強調するトークです。焦らせることで、冷静な判断を妨げる手法です。実際には、翌月も同じようなキャンペーンを行っていることが多いです。
特別感の演出
冒頭の事例のように、「あなたは選ばれた特別な存在です」というメッセージを伝えるトークです。婚活で自信を失っている方ほど、このトークに弱い傾向があります。
他社の否定
「他の結婚相談所は○○ですが、当社は違います」といった、他社を否定することで自社を良く見せるトークです。根拠のない否定や、事実を歪曲した説明には注意が必要です。
成功事例の過度な強調
成功事例ばかりを強調し、失敗事例や退会者の話には触れないパターンです。どんな結婚相談所でも、成婚に至らない会員は一定数います。成功率や成婚率の定義も確認しましょう。
即決を迫る
「今日決めていただかないと、この条件は適用されません」といった、即決を迫るトークです。冷静に考える時間を与えないことで、契約を急がせる手法です。

結婚相談所を選ぶ際には、以下のポイントをしっかりとチェックしましょう。
どれだけ良さそうに見える結婚相談所でも、その場で即入会を決めるのは避けましょう。一旦持ち帰って、冷静に考える時間を取ることが重要です。「今日決めないと特典が受けられない」と言われても、焦る必要はありません。本当に良い結婚相談所なら、じっくり考える時間を与えてくれるはずです。
複数の結婚相談所を比較検討することは必須です。最低でも3社程度は面談に行き、サービス内容、料金体系、サポート体制、会員の質などを比較しましょう。一社だけの話を聞いて決めてしまうと、その結婚相談所が業界の中でどのような位置づけなのかが分かりません。
入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、すべての費用が明確に提示されているか確認しましょう。「詳しくは入会後に説明します」といった曖昧な対応をする結婚相談所は避けるべきです。また、追加料金が発生する条件についても、事前に詳しく確認しておきましょう。
契約書は、その場で読んで署名するのではなく、持ち帰って十分に読み込みましょう。特に、解約条件、返金規定、クーリングオフの説明などは重要です。分からない点があれば、遠慮なく質問しましょう。
「手厚いサポート」「親身な対応」といった抽象的な表現だけでなく、具体的にどのようなサポートをしてくれるのかを確認しましょう。担当カウンセラーとの面談頻度、連絡方法、対応可能な時間帯などを具体的に聞いておくことが大切です。
会員数、年齢層、職業分布、年収分布などのデータが提示されているか確認しましょう。また、それらのデータがどのように集計されているのか、更新頻度はどれくらいかも確認すると良いでしょう。古いデータや、実態と乖離したデータを使用している結婚相談所もあります。
成婚率は、結婚相談所によって定義が異なります。「交際に進んだ時点で成婚」とする結婚相談所もあれば、「正式に婚約した時点で成婚」とする結婚相談所もあります。数字だけを見るのではなく、その定義を確認することが重要です。
逆に、信頼できる結婚相談所にはどのような特徴があるのでしょうか。
良い面だけを強調するのではなく、デメリットや注意点についても正直に説明してくれる結婚相談所は信頼できます。例えば、「このプランでは月に会えるお見合いの回数に制限があります」「この年齢層の会員は少なめです」といった、不利な情報も隠さず伝えてくれるかどうかをチェックしましょう。
結婚相談所業界の仕組みや、他社との違い、業界全体の傾向などを、包み隠さず話してくれる結婚相談所は信頼できます。自社の良い面だけを強調するのではなく、業界全体の中での自社の位置づけを客観的に説明してくれるかどうかが重要です。
冷静に考える時間を与えてくれる結婚相談所は、お客様のことを第一に考えている証拠です。「じっくり考えてください」「他社とも比較してみてください」と言ってくれる結婚相談所は、自社のサービスに自信があるからこそ、そのような対応ができます。
どんな質問にも、誠実に答えてくれるかどうかは重要なポイントです。曖昧な回答をしたり、質問をはぐらかしたりする結婚相談所は避けましょう。特に、料金やサポート内容に関する質問には、具体的かつ明確に答えてくれるべきです。
成功事例だけでなく、うまくいかなかった事例や、退会された方の理由なども含めて、過去の会員の声を紹介してくれる結婚相談所は信頼できます。良い口コミだけでなく、改善点として挙げられた声についても話してくれるかどうかをチェックしましょう。
結婚相談所を選ぶ際、インターネット上の口コミや評判を参考にする方も多いでしょう。ただし、口コミにも注意が必要です。
極端に良い口コミばかりが並んでいる場合、業者による自作自演の可能性があります。逆に、極端に悪い口コミばかりの場合、競合他社によるネガティブキャンペーンの可能性もあります。良い口コミと悪い口コミの両方があり、具体的な内容が書かれている口コミを参考にしましょう。
一つのサイトだけでなく、複数の口コミサイトやSNS、掲示板などを確認しましょう。様々な情報源から一貫して同じような評価が見られる場合、その情報の信憑性は高いと考えられます。
実際にその結婚相談所を利用した知人からの紹介は、最も信頼できる情報源です。ネット上の匿名の口コミよりも、実際に知っている人の体験談の方が、はるかに参考になります。もし婚活中の知人や、結婚相談所を利用した経験のある知人がいれば、ぜひ話を聞いてみましょう。
結婚相談所を選ぶ前に、婚活業界全体の仕組みを理解しておくことも重要です。
多くの結婚相談所は、IBJなどの連盟に加盟しています。連盟に加盟している結婚相談所であれば、他の加盟相談所の会員ともお見合いができます。つまり、小規模な結婚相談所でも、連盟を通じて数万人の会員にアクセスできるのです。
「当社には○万人の会員がいます」という説明を聞いたら、それが自社独自の会員なのか、連盟全体の会員数なのかを確認しましょう。大手結婚相談所と小規模結婚相談所の違いは、会員数ではなく、サポート体制や料金体系にあることが多いです。
結婚相談所の料金体系は、大きく分けて「データマッチング型」と「仲人型」があります。データマッチング型は比較的料金が安く、自分で積極的に活動する必要があります。仲人型は料金が高めですが、カウンセラーが手厚くサポートしてくれます。
どちらが良いかは、自分の性格や婚活スタイルによります。自分で積極的に動ける方はデータマッチング型、サポートを重視する方は仲人型が向いています。
結婚相談所が公表している成婚率は、前述の通り定義がバラバラです。また、計算方法も様々です。「今年成婚した人数÷今年入会した人数」で計算する結婚相談所もあれば、「今年成婚した人数÷今年在籍していた全会員数」で計算する結婚相談所もあります。
高い成婚率を謳っている結婚相談所でも、その数字がどのように計算されているのかを確認することが重要です。

結婚相談所を選ぶことは重要ですが、それ以上に重要なのは、自分自身の心構えです。
結婚相談所に入会すれば、自動的に理想の相手と出会えるわけではありません。結婚相談所は、出会いの機会を提供してくれる場所であり、最終的には自分自身が努力する必要があります。
プロフィールを魅力的に作成する、お見合いで好印象を与える、交際を進展させるコミュニケーション能力を磨くなど、自分自身も成長していく必要があります。
結婚相談所での婚活を成功させるには、カウンセラーとの信頼関係が不可欠です。悩みや不安を素直に相談できる関係性を築くことで、適切なアドバイスを受けることができます。
もしカウンセラーとの相性が悪いと感じたら、担当変更を依頼することも検討しましょう。無理に我慢して活動を続けても、良い結果は得られません。
婚活は、短期間で結果が出ることもあれば、長期戦になることもあります。すぐに理想の相手と出会えなくても、焦らず粘り強く活動を続けることが大切です。
ただし、あまりにも長期間結果が出ない場合は、戦略を見直す必要があるかもしれません。プロフィールの改善、お見合いの進め方の見直し、場合によっては結婚相談所の乗り換えも検討しましょう。
結婚相談所を見極めるのは、確かに至難の業です。訓練された営業トークや、巧妙なマーケティング手法に惑わされてしまうことも少なくありません🙂
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、信頼できる結婚相談所を見つけることができます。最も重要なのは、即入会を避け、他社比較を必ず行うことです。また、メリットだけでなくデメリットも正直に説明してくれる結婚相談所を選ぶことも大切です。
営業トークに違和感を感じたら、その直感を信じましょう。一度立ち止まって、冷静に考える時間を取ることが、後悔しない選択につながります。もし契約してしまった後でも、クーリングオフという手段があることを忘れないでください。
結婚相談所を利用して結婚できる人は、確実に存在します。適切な結婚相談所を選び、自分自身も努力を続けることで、理想のパートナーと出会える可能性は高まります。焦らず、慎重に、そして前向きに婚活を進めていきましょう。
参考までに結婚相談所の見極め方の動画を貼っておきます。少し前の動画なので、若干ずれがあるかも。こういう動画もブラッシュアップしないとですね。
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