
お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志さんが結婚を発表されました。その際に語られた結婚の決め手が、多くの婚活中の方々にとって重要なヒントとなる内容でした。村上さんは「この人ならいいのかもの積み重ね」と表現されています。
この言葉は、一見地味に聞こえるかもしれません。しかし、結婚生活の本質を的確に捉えた、非常に現実的で誠実な表現といえるでしょう。結婚を考える際、特別な決め手やドラマティックな瞬間を求めてしまいがちですが、実は日常の積み重ねこそが、幸せな結婚生活を築く基盤となるのです。

結婚相談所で多くのカップルを見てきた経験から断言できますが、結婚の決め手について明確に「これだ!」と言える方は、実はそれほど多くありません。むしろ「気づいたらこの人と結婚を考えていた」「自然な流れで結婚に至った」という方が大多数です😊
結婚生活は、映画やドラマのようなロマンティックな瞬間の連続ではありません。毎日の食事、休日の過ごし方、お金の使い方、家事の分担など、地味で日常的な出来事の積み重ねです。だからこそ、「この人となら日常を一緒に過ごせる」という感覚こそが、最も重要な結婚の決め手となるのです。
村上さんとお相手の方は、プライベートで出会い、数年間の交際期間を経て結婚に至ったと推測されます。この「数年間」という期間が非常に重要です。
交際初期は、相手の良い面ばかりが目に入り、恋愛感情も高まっている時期です。しかし、数年という時間をともに過ごすことで、相手の日常的な姿、ストレスを感じている時の態度、価値観の違いなど、様々な面を知ることになります。
その上で「この人ならいいのかも」と思えるのであれば、それは非常に堅実で現実的な判断といえるでしょう。愛や恋といった感情だけでなく、日常生活における相性や信頼関係が築けているという証拠です。
特に女性の場合、幼少期から「白馬の王子様」「運命の出会い」といったロマンティックな物語に触れる機会が多く、結婚に対して理想や憧れを抱きやすい傾向があります。結婚相談所での面談でも、「運命的な出会いを求めています」「これという決め手がないと結婚できません」とおっしゃる方が少なくありません。
このような憧れを持つこと自体は決して悪いことではありません。しかし、理想が高すぎると、現実の相手を見る目が曇ってしまい、本当に相性の良い相手を見逃してしまう可能性があります。
実際の統計を見ても、結婚のきっかけは様々です。職場での出会い、友人の紹介、婚活サービスを通じた出会いなど、必ずしもドラマティックなものばかりではありません。むしろ、日常的な場所での出会いから始まる結婚の方が多いのが現実です。
重要なのは「どう出会ったか」ではなく、「どう関係を築いていくか」です。出会いの瞬間がロマンティックでなくても、日々の積み重ねの中で信頼関係を築き、互いを尊重し合える関係になれば、それこそが理想的な結婚といえるでしょう。
「結婚式が結婚生活の絶頂」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。これは決して皮肉ではなく、ある意味で真実を表しています。
結婚式は、人生で最も華やかで特別な一日です。美しい衣装を身にまとい、大切な人々に祝福され、非日常的な空間で過ごします。しかし、翌日からは普通の生活が始まります。朝起きて、仕事に行き、帰宅して夕食を作り、家事をこなす。そんな日常の繰り返しが結婚生活です。
結婚前の理想と結婚後の現実のギャップが大きすぎると、「こんなはずじゃなかった」という失望感が生まれます。この失望感が積み重なると、最悪の場合、離婚という結果に至ることもあります😂
だからこそ、結婚前から現実的な視点を持つことが重要です。相手の日常的な姿を知ること、価値観の違いを理解すること、問題が起きた時の対処方法を知ること。これらは地味に見えますが、長期的な結婚生活を支える重要な要素です。

デートで楽しい時間を過ごせることは重要ですが、それ以上に「何もしない時間を一緒に過ごせるか」「日常的な会話が成り立つか」という点に注目してください。
休日に特別なことをしなくても、一緒に家で過ごして心地よいと感じられる。何気ない会話を楽しめる。そういった日常的な相性こそが、結婚生活の満足度を左右します。
交際中は、誰もが相手に良く見られたいと思うものです。しかし、結婚後は必ず「素」の部分が見えてきます。
できるだけ交際期間中に、相手のリラックスした姿、疲れている時の様子、ストレスを感じている時の態度などを知る機会を持ちましょう。そして、その「素」の部分も含めて受け入れられるかどうかを考えることが重要です。
価値観が完全に一致するカップルは存在しません。お金の使い方、時間の使い方、家事の分担、将来設計など、必ず何かしらの違いは出てきます。
重要なのは、違いを認め合い、お互いに歩み寄れるかどうかです。「この人の考え方は理解できないけれど、尊重できる」と思えるなら、それは良い関係性といえるでしょう。
結婚の決め手について、明確な理由を見つけようと深く考えすぎる必要はありません。「この人となら結婚してもいいかも」「この人との未来を想像できる」という漠然とした感覚で十分です。
むしろ、論理的に完璧な理由を並べられる相手よりも、理屈抜きで「この人がいい」と思える相手の方が、長期的には良い関係を築けることが多いのです。
理想を下げることを「妥協」と捉える方がいますが、これは誤解です。現実的な視点を持つことは、妥協ではなく、成熟した大人の判断です。
完璧な相手は存在しません。すべての条件を満たす人を探し続けていると、本当に相性の良い相手を見逃してしまいます。「絶対に譲れない条件」と「あればいいな程度の条件」を明確に分け、優先順位をつけることが重要です。
相手との結婚を考える際は、具体的な生活場面を想像してみましょう。
これらの場面を想像した時に、不快感や違和感がないなら、それは良いサインです。
「この人ならいいのかも」という感覚は、実は非常に重要な判断基準です。この感覚の正体は、相手に対する安心感と信頼感です。
こういった安心感や信頼感は、一朝一夕には築けません。時間をかけて関係を深める中で、自然と生まれてくるものです。
理想の相手像にぴったり当てはまる人よりも、一緒にいて心地よいと感じられる人の方が、結婚相手として適していることが多いです。
心地よさとは、無理に背伸びせず自然体でいられる、沈黙も苦にならない、価値観の違いがあっても対話できる、といった感覚です。この心地よさこそが、長期的な結婚生活を支える基盤となります。
フルーツポンチ村上さんの「この人ならいいのかもの積み重ね」という言葉は、結婚の本質を見事に表現しています。
結婚生活は、特別な瞬間の連続ではなく、日常の積み重ねです。だからこそ、ドラマティックな決め手よりも、「この人となら日常を過ごせる」という地に足のついた感覚の方が重要なのです。
結婚相談所で婚活をされている方々には、理想や憧れを持つことは大切にしつつも、現実的な視点を忘れないでいただきたいと思います。完璧な相手を探すのではなく、一緒に成長していける相手、日常を共有できる相手を見つけることが、幸せな結婚への近道です。
「この人ならいいのかも」という感覚を大切に、焦らず、じっくりと相手を見極めていってください。その積み重ねこそが、あなたの幸せな結婚生活につながるはずです💖
結婚の決め手については、2冊目の著書に記載していますので、興味のある方はご覧ください。

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