せっかく婚活をしているのですから、一つ一つのお見合いを大切にして、次に繋げたいものですね。
とくに、仮交際になったとたんに顕著にあられる現象があります。
男性は女性の話をよく忘れる、ということです。女性は、同じことを質問してくることについて、「この前も話したよね?」と不満に思っています。この忘れるということで、せっかくの関係が終了してしまいます。
ここでは、なぜこういったことが起こってしまうのかメカニズムを説明するとともに、対策をお伝えししますので最後までご覧ください😄
心理学者のEndel Tulving(エンデル・タルヴィング)は、人間の記憶は「宣言的記憶」と「手続き記憶」の2種類に分けられると提言しています。
◎宣言的記憶
「宣言的記憶」とは、考えたり、感じたりした経験や学んだ事実を保持して築かれる記憶のことです。
「宣言的記憶」はさらに、「エピソード記憶」と「意味記憶」とに分かれます。
【エピソード記憶】
日常的に起こる出来事で、大概はそのときの感情と共に記録されるもの
【意味記憶】
人類の性別は「男性」と「女性」である、といった学習によって得られる知識
◎手続き記憶
一方、「手続き記憶」とは、繰り返し行われることで体得できる記憶です。
例えば、子供のころ自転車の乗り方を覚えますが、学習して初めてできるようになりますよね。このように一度、体に覚え込ませれば、意識せずとも取り出せるようになるのが「手続き記憶」です。
女性が男性に覚えてほしいと願う内容のほとんどが、「エピソード記憶」に該当します。だから必要性や重要性を理解したら、しっかりと記憶されるはずだと考えます。
相手が覚えてくれないのは、その「理由」を理解していないせいだと思って、くどくどと「なぜそれが必要か」を説明します。
でも実際には、男性はそれを「手続き記憶」として捉えているケースが多いのです。
理由を把握していようが、繰り返し言ってくれないと覚えません。繰り返し言ったとしても、言葉だけでは認識しにくいものの場合、体得にさらに時間がかかります。
その程度のことでも、何度も忘れるのは「エピソード記憶」ではなく「手続き記憶」にカテゴライズされてしまっているからです。
家事などは特にそうですが、何度もやって、体に覚えこませなければ、いつまで経っても覚えられません。
男女のすれ違いは、そのような「記憶の質」によって起こるものなのです。
「記憶」にはメカニズムがあると理解されたと思います。
これを知っているのと知らないのとでは、将来のご縁が変わってきます🥰
女性なら、男性のメカニズムを理解しておくとイライラしません。男性なら理解をした上で、女性を怒らせないように対策がとれるからです。
基本的には、体感をしないと男性は記憶が消し去ってしまうものですが、婚活中にできることといえば、会話のメモを付けておくことですね。
とくに仮交際は平行して何人かとデートをされています。どの方とどんな会話をしたのかを忘れてしまうことを防げますし、勘違いも防げます。
せっかく目の前にいる相手からフラれない為にも、婚活中は細心の注意を払ってデートをしましょう。
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