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31歳差の結婚は不安のかたまり!年の差婚の現実と向き合う

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芸能界でも話題の大きな年の差婚

山本圭壱さんと西野未姫さんの結婚が話題になりましたが、芸能界では時折、大きな年の差での結婚が報道されます。経済的な安定や人生経験の豊富さなど、年上のパートナーとの結婚にはメリットもある一方で、多くの人が口にしない「不安」も存在しています。

特に31歳もの年齢差がある結婚となると、一般的な感覚では想像しにくい様々な課題に直面することになります。本記事では、年の差婚における心理的な不安や、幸せと不安が共存する複雑な感情について考えていきます😢

年の差婚で避けられない「死別」への不安

幸せだからこそ生まれる恐怖

年の差婚で最も大きな不安要素となるのが、パートナーとの「死別」です。これは年齢差が大きければ大きいほど、現実味を帯びてきます。

若い方のパートナーは、結婚生活が幸せであればあるほど、「この幸せがいつか終わってしまう」という恐怖と隣り合わせで生きることになります。夫や妻が急に体調を崩したとき、病院に行くとき、少し連絡が取れなくなったとき。そのたびに最悪の事態を想像してしまうのです。

一般的な夫婦でも、配偶者の死は考えたくない不安要素です。しかし、年の差が大きい場合、この不安は日常的に感じる可能性が高くなります。統計的に見ても、30歳以上年上のパートナーが先に亡くなる確率は極めて高く、その覚悟をどう持つかが重要になってきます😭

乗り越えられる自信がない不安

「夫が死んだらどうしよう」「急死したらどうしよう」という不安は、年の差に関係なく多くの人が抱える感情です。しかし、この不安を毎日感じながら生活するのは、精神的に大きな負担となります。

特に31歳差ともなれば、結婚した時点ですでに相手は50代後半から60代以上である可能性が高く、健康面での不安も早い段階から現実的な問題となります。若い方のパートナーは、介護の問題や看取りの覚悟を、結婚当初から意識せざるを得ない状況に置かれるのです。

日本人特有の「子供へのシフト」という選択肢

愛情の対象を子供に向ける文化

日本では、結婚後に配偶者よりも子供を重視する傾向が強いと言われています。これは欧米諸国と比較すると顕著な特徴です。

欧米では、子供が独立した後も夫婦関係を最優先する文化がありますが、日本では子供が生まれると、特に母親の愛情が子供に集中する傾向があります。この文化的背景から、「夫が亡くなっても子供がいれば大丈夫」と考える人も少なくありません。

子供を強く望む理由

年の差婚をする女性の中には、「夫が亡くなった後も愛情を注げる対象として、子供が欲しい」と考える人もいます。子供は夫の分身であり、夫がいなくなった後も生きる意味を与えてくれる存在になり得るという考え方です。

しかし、これには注意が必要です。子供に過度な期待や依存をすることは、子供自身の人生に重荷を背負わせることにもなりかねません。また、子供がいれば必ず幸せになれるという保証もありません。子供との関係が良好でない場合や、子供が先に亡くなる可能性もゼロではないのです。

幸せを知ったがゆえの落差

一人の時には感じなかった依存

独身時代は一人でも平気だったという人でも、結婚してパートナーと生活を共にするようになると、知らず知らずのうちに相手に依存するようになります。これは精神的な依存だけでなく、日常生活のあらゆる場面での依存を含みます。

料理を作ってもらう、洗濯をしてもらう、話を聞いてもらう、一緒に笑う。こうした日常の些細なことが、実は大きな支えになっているものです。そして、年を重ねるほど、身体的な面でも相手の助けを必要とする場面が増えていきます。

幸せの後の喪失感

一度幸せを経験すると、それを失った時の喪失感は計り知れません。心理学では、これを「対比効果」と呼びます。幸せだった記憶があるからこそ、失った後の寂しさや悲しみは何倍にも膨れ上がるのです。

年の差婚の場合、この喪失を経験する確率が高いことを、結婚前から覚悟しなければなりません。しかし、だからといって「幸せを求めないほうがいい」とは誰も言えません。ここに年の差婚の最も大きなジレンマがあります。

夫婦仲を悪くすることはできない矛盾

不安を軽減するための逆説的思考

「夫が亡くなった時のショックを和らげるために、夫婦仲をあえて悪くしておこう」という考え方は、理論的には喪失感を減らせるかもしれません。しかし、実際にそんなことができる人はいないでしょうし、すべきでもありません。

結婚の意味は幸せを共有することにあります。将来の不安のために現在の幸せを犠牲にするのは、本末転倒です。限られた時間だからこそ、今を精一杯大切にするという選択が、多くの年の差婚カップルが辿り着く答えなのかもしれません。

不安と幸せの共存

年の差婚をしている人の多くは、不安を抱えながらも幸せを感じています。これは矛盾しているようで、実は人間の感情の自然な形です。完全に不安のない人生などありません。重要なのは、不安を認識しながらも、それに支配されずに今を生きることです。

DINKsの年の差カップルが直面する現実

子供がいない選択とその不安

DINKs(Double Income No Kids:共働きで子供を持たない夫婦)で年の差がある場合、配偶者の死後に残される側の孤独は、より深刻になる可能性があります。子供という「次の世代への愛情の移行先」がないため、配偶者の死は生きる意味そのものを揺るがすことになりかねません。

実際に年の差DINKsカップルの中には、「夫が先に亡くなったらどうする?」という話を定期的にするカップルもいます。これは決してネガティブな会話ではなく、現実を見据えた上で、今をどう生きるか、そして残される側がどう生きていくかを考える大切な時間なのです。

お互いの不安を共有する意味

不安を一人で抱え込むのではなく、パートナーと共有することには大きな意味があります。話すことで不安が軽減されることもありますし、二人で将来の計画を立てることで、漠然とした恐怖が具体的な対策に変わることもあります。

例えば、残される側の経済的な準備、健康管理の徹底、友人関係の維持、趣味や生きがいの確保など、できることは意外と多くあります。不安から目を背けるのではなく、向き合って準備することが、年の差婚を成功させる鍵となるでしょう。

今から準備できること:生きる意味の多様化

配偶者以外の生きがいを持つ重要性

配偶者が人生の全てになってしまうと、その人を失った時に自分自身も失ってしまいます。だからこそ、結婚しているうちから、配偶者以外にも生きる意味や喜びを見出しておくことが重要です。

これは決して配偶者を軽視するという意味ではありません。むしろ、自分自身が充実していることで、配偶者との関係もより健全なものになります。共依存ではなく、お互いが自立した上での愛情関係が理想的です。

具体的な準備の例

生きる意味を多様化するための具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

趣味やライフワークの確立:年齢を重ねても続けられる趣味や、社会貢献活動など、自分が情熱を注げるものを見つけておくことが大切です。これは配偶者の有無に関わらず、人生を豊かにしてくれます。

友人関係の維持:配偶者以外の人間関係を大切にすることも重要です。特に同性の友人とのつながりは、配偶者を失った後の精神的支えになります。

経済的自立の確保:特に若い方のパートナーは、配偶者の死後も経済的に自立できるよう、キャリアやスキルを維持しておくことが重要です。

自己理解を深める:カウンセリングや自己啓発を通じて、自分自身を深く理解し、どんな状況でも自分を支えられる内面の強さを育てることも有効です。

今が幸せならそれでいいのか?

刹那的な幸せと持続可能な幸せ

「今が幸せならそれでいい」という考え方は、一見ポジティブに見えますが、将来への準備を怠る言い訳になってしまう危険性もあります。本当に今を大切にするということは、将来の自分のことも考えて行動することを含むはずです。

年の差婚をしている人に必要なのは、今の幸せを全力で享受しながらも、将来の自分が困らないための準備をするという、二つの時間軸での生き方です。これは簡単なことではありませんが、長期的に見れば、この両立こそが本当の意味での「今を大切にする」ことなのかもしれません。

不安との上手な付き合い方

不安を完全になくすことはできませんし、その必要もありません。不安は、私たちが何かを大切に思っているからこそ生まれる感情です。配偶者への愛情があるからこそ、失うことを恐れるのです。

大切なのは、不安に支配されるのではなく、不安を認識した上で、それでも前を向いて生きることです。不安があることを認め、それと共に生きる覚悟を持つこと。これが年の差婚だけでなく、あらゆる人間関係において必要な姿勢なのかもしれません。

まとめ:年の差婚の覚悟と準備

31歳差という大きな年の差での結婚には、確かに多くの不安が伴います。配偶者の死という避けられない現実、幸せを知ったがゆえの喪失感の大きさ、子供がいない場合の孤独など、考えるべき課題は山積みです。

しかし、だからといって年の差婚が間違っているとは言えません。年齢差があっても深く愛し合い、幸せな結婚生活を送っている夫婦は数多く存在します。重要なのは、不安から目を背けるのではなく、しっかりと向き合った上で、今できる準備をすることです。

配偶者以外の生きがいを見つけること、友人関係を大切にすること、経済的な自立を保つこと、そして何よりも、限られた時間だからこそ今を精一杯大切にすること。これらすべてが、年の差婚を成功させ、配偶者を失った後も生き抜く力になります。

不安を抱えながらも幸せを感じる。この矛盾した感情こそが、年の差婚の現実であり、同時に人生の深みでもあるのかもしれません。今から、自分が生きる意味を探し、育てていくこと。それが、どんな状況でも自分を支えてくれる、最も確かな準備となるでしょう💓

当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。

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