結婚相談所のサービスは多岐にわたります。
基本的には、活動される会員様は、システムを閲覧して自分でお申込みをするか、お申込みを受け、お見合い相手を探して行きます。
しかしながら、小規模結婚相談所の中には、それ以外でも会員様にあいそうなご縁を繋げるために努力している相談所もあります。
紹介は、どの会員様にもでてくることはありません。大前提としてお互いの条件があわなければ成立しないからです。
ただ、できるだけご縁を繋げるためにも、影で動いています。それが、結婚相談所の個別紹介です。
個別で紹介をしたとしましょう。
もちろん、全てが希望条件に当てはまっているわけでもありません。
また、条件以外の性格的な部分は、実際に会ってみないとわからない部分が大きいです。
だから、どうしても条件にあわない以外は、できるだけ会ったほうが良いと思っています。
結婚相談所によっては、1件につき1万円というお見合い料を支払うところもあるので、そうなると気軽には会えないし、考えてしまう気持ちもわかります。
でも、やっぱり会わないと何もわからない。何も始まっていないのに迷っている人は、自分の未来を最初からつぶしているのと一緒です。
ここ最近あった具体例をお伝えしておきます。
素敵な女性会員様が在籍しています。この会員様になら、このくらいの方があうかな。相手はもちろん会いたいと言ってくださいました。
ご紹介しましたところ、返事はどうたったか？
「以前交際していた方に似ていて、完璧主義すぎる感じなので、会うのを躊躇しています」と言うのです。
でも、以前交際していた人と、その方はまったく違う人です。
しかしながら、プロフィールでそこまで想像を膨らませてしまうのです。
「あまり考えすぎないで、会うだけあってみればいいじゃないの？まだお見合いもはじめたばかりだし、最初から間口を狭める必要はないじゃない？」
こんな感じで、お見合いをお受けしても大丈夫です。
実際に会ってどうだったか？
プロフィールから想像していた人物像とは違い、良い意味でギャップがあって素敵だったそうです。
お互いほぼ一目ぼれに近い感じで、現在仮交際中。
最初の印象で、お見合いをお断りしていたら、このご縁はありません。
高学歴かつキャリアのこちらも素敵な女性会員様。
自分にキャリアがあるので、一番重視するのは肩書ではありません。大切な部分は、コミュニケーション力です。
「コミュニケーション力を重視するので、あう方がいたらお願いします」と推薦しました。
しかし、結婚相談所に在籍されている男性の多くは、普通には会話できたとしても、コミュニケーション力が高いか、といわれるとそこまでの方は多くはありません。
でも、普通に会話ができれば、お見合いはしたほうが良いと思います。
ある男性を紹介されました。
「そこまでコミュニケーション力は高くないけれど、きちんとお話を聞いてくださる姿勢、頑張ってくれる姿勢があります」と言われました。
だから「会ってみるだけ、会ってみれば」と推薦しました。
実際お見合いしてどうだったか？
とても質問上手、お話上手な方で、私としては楽しかったです、という感想です。
この件も、会ってみなければわからなったことですよね？
想像することは、時に必要です。
でも、その想像が悪い方向ばかりに動いている人が、婚活をしている人の中には多いのです。
そもそも、ポジティブな方は目の前にある出会いの中から、幸せになるために考えて結婚を選んでいますので、婚活をすることもなかったりします。
また、一度失敗したとしても、前向きに進んでいくので、再婚される方も多いのです。
しかし、婚活を長くしている人は、どうしても悪い方向に想像を膨らませる人が多く、またそういう人たちがお見合いをする傾向にあるので、幸せがどんどん遠のいています。
その想像力は、幸せになるために使っていきましょう。
私達は、あなたのご縁を陰からバックアップしています。
＊トップ写真はドライフラワーアーティスト MASAKIの作品
