
婚活を続けているのに、なかなか良い出会いがない。そんな悩みを抱えていませんか?実は、婚活がうまくいかない大きな原因の一つが「思い込み」なのです。
結婚相談所で多くの会員様をサポートする中で、ある気づきがありました。成婚される方と婚活が長引く方の違いは、能力や魅力の差ではなく、自分の思い込みに気づけるかどうかという点にあるのです。
この記事では、婚活における思い込みの正体と、それを外すことで結婚に近づく方法を、実際の事例を交えながら詳しく解説していきます。
ある会員様が、お見合いを重ねる中で重要な気づきを得られました。「いままでお見合いしてきたけど、自分はこういう人が理想だとか希望だとか相性が合っている、と思っているのは思い込みだったんだ」という言葉です。
具体的には、このような変化がありました。
身長に関する思い込み
当初、その方は「身長が高い人が絶対に良い」と考えていました。プロフィール検索でも、身長を重視して相手を選んでいたのです。
しかし、実際にお見合いをしてみると、意外な発見がありました。相手によっては、身長が高すぎて威圧感を感じたり、逆に自分との身長差が気になったりすることがあったのです。つまり、「身長が高ければ良い」という単純な話ではなく、相手との相性や雰囲気によって、心地よいと感じる身長は変わるということに気づかれたのです。
会話の量に関する思い込み
「会話を続けなきゃいけない」「会話が弾む人が良い」と思い込んでいた方も多くいらっしゃいます。この会員様も、最初はそう考えていました。
ところが、お見合いを重ねる中で、無言の時間があっても気まずくない相手と出会ったのです。常に話し続ける必要はなく、沈黙を共有できる心地よさを初めて体験されました。
これまで「会話が続かない=相性が悪い」と判断していたのが、実は思い込みだったと気づかれたのです。静かな時間を一緒に過ごせることも、大切な相性の一つなのです。
結婚相談所でカウンセリングをしていると、多くの方が持っている思い込みがあります。
これらの条件は、本当にあなた自身が経験から導き出したものでしょうか?それとも、周囲の意見や世間のイメージ、ネット情報などから作り上げた「勝手な思い込み」ではありませんか?
経験不足からくる思い込み
若いうちに多様な人間関係の中で揉まれている人は、様々なタイプの人と接する中で、自然と自分を知り、相手を知り、柔軟な視点を持てるようになります。その結果、思い込みが外れていき、結婚相手を見つけやすくなるのです。
一方で、そうした経験が少ない場合、頭の中で理想の相手像を作り上げてしまい、それが思い込みとなってしまいます。
だからこそ、「婚活」という場に出て、実際に様々な方とお見合いをする経験が重要なのです。経験を通じて初めて、自分の思い込みに気づき、本当に大切なものが見えてくるのです。

思い込みを外すことは、お見合いが成立してからではなく、お見合い相手を選ぶ時から始めるべきです。
プロフィール検索をする際、あなたはどんな条件で絞り込んでいますか?
これらの条件で絞り込むこと自体は悪いことではありません。しかし、その条件が「絶対に譲れない」と思っている場合、それが思い込みになっている可能性があります。
関西と関東を結んだお見合いの事例
ある時、関西在住の女性会員様が「関東の男性と結婚したい」という希望を持っていらっしゃいました。そこで、条件に合う関東在住の男性会員様に、この女性をご紹介しました。
プロフィール上は、お互いの希望条件にマッチしており、良いお相手だと思われました。ところが、男性からのお返事は「お断り」でした。
お断りの理由に隠れた思い込み
理由を確認したところ、このような答えが返ってきました。
「写真を見てもタイプだし、プロフィールも良いと思う。でも、関西から関東に引っ越してきたら、友達がいないだろうし、慣れない土地で大丈夫なのか心配で...」
一見、相手を思いやる優しい懸念のように聞こえます。しかし、これも一種の思い込みなのです。
実際には、遠距離恋愛から結婚した夫婦はたくさんいます。引っ越しをして新しい土地で生活を始める人も、毎日たくさんいます。結婚を機に、新しい環境で新しい友人関係を築いている方も多いのです。
私は、この男性に様々な成婚事例をお話ししました。
これらの実例を聞いた男性は、自分の懸念が「思い込み」だったことに気づかれました。「それなら、まずはお会いしてみたいです」とお返事が変わり、無事にお見合いが設定されたのです。
もし思い込みに気づかなければ...
この男性がもし、自分の懸念を絶対的なものだと信じ込んでいたら、良いご縁を自ら遠ざけてしまうところでした。お見合いすらしないまま、「遠距離は無理」という思い込みだけが残っていたでしょう。
このように、勝手な思い込みでご縁を最初から遠ざけてしまう人は非常に多いのです😭
まず、自分が結婚相手に求めている条件を紙に書き出してみましょう。そして、各条件について「なぜこの条件が必要なのか?」を自問自答してください。
いつもと違う条件で検索してみることをお勧めします。
「でも、条件を広げたら、もっと選べなくなるのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際は逆です。条件を広げることで、今まで見えなかった良いご縁に出会える可能性が高まるのです🤗
思い込みを外す最も効果的な方法は、実際にお見合いをして経験を積むことです。
頭の中で考えているだけでは、思い込みは外れません。実際に様々なタイプの方とお会いして、会話をして、時間を共有することで、初めて「あれ?自分が思っていたことと違うな」という気づきが生まれます。
特に、「ちょっと違うかも」と思う相手でも、一度お会いしてみることをお勧めします。プロフィールだけでは分からない、その方の魅力や相性が見えてくることがあります。
結婚相談所のカウンセラーは、多くの成婚事例を見てきています。あなたが「絶対に無理」と思っている条件でも、実際に結婚して幸せになっている夫婦がいることを知っています。
自分一人では気づけない思い込みも、第三者の視点から指摘してもらうことで、新しい気づきが得られることがあります。「なぜその条件にこだわっているのですか?」という質問に答えることで、自分でも気づかなかった思い込みに気づくこともあります。
思い込みを外すことで、最も大きく変わるのは選択肢の広がりです。
今まで「条件に合わない」と切り捨てていた相手の中に、実は素晴らしいパートナーがいるかもしれません。自分で勝手に作り上げた壁を取り払うことで、出会いの可能性は何倍にも広がります。
思い込みを外していくプロセスで、あなたは気づくでしょう。「本当に大切なのは、身長や年収ではなく、この人といる時の安心感だ」とか、「条件は完璧じゃないけど、この人となら一緒に乗り越えていけると思える」といった、数字やスペックでは測れない価値に。
結婚生活は、プロフィールの条件だけで成り立つものではありません。日々の生活の中で、お互いを思いやり、支え合い、共に成長していくことが大切なのです。
思い込みを外した会員様の多くが、比較的短期間で成婚されています。なぜなら、出会いの可能性が広がり、相手の本質を見る目が養われ、柔軟な姿勢で婚活に臨めるようになるからです。
「こうでなければならない」という固定観念に縛られている限り、結婚は遠のきます。しかし、思い込みを外し、柔軟に相手と向き合える姿勢を持てば、結婚への道は確実に近づいていくのです。
婚活は、単に結婚相手を探す活動ではありません。自分自身を知り、成長する機会でもあるのです。
お見合いをするたびに、「今回の気づきは何だろう?」「自分の思い込みが外れた瞬間はあったか?」と振り返ってみてください。
こうした小さな気づきの積み重ねが、あなたの婚活を成功へと導きます。
婚活において、最も大きな障害となるのは、相手の問題でも、タイミングの問題でもなく、自分自身の思い込みかもしれません。
「結婚相手はこうでなければならない」という固定観念を持ち続ける限り、本当に相性の良いパートナーとのご縁を見逃してしまう可能性があります。
しかし、安心してください。思い込みは、気づくことができれば外すことができます。そして、思い込みを外せば外すほど、あなたの婚活は前進し、結婚への道は確実に近づいていきます。
今日からできること
自分の思い込みでご縁を無くしてしまう人は本当に多いのです。婚活中は、常に自分の思い込みに注意を払い、柔軟な姿勢で相手と向き合っていきましょう。
あなたの素敵なパートナーは、思い込みの向こう側で待っているかもしれません。その壁を取り払う勇気を持って、一歩を踏み出してください。きっと、新しい発見と出会いが待っています💕
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
