
現代の婚活において、マッチングアプリは欠かせないツールとなりました。手軽に多くの人と出会える利便性がある一方で、深刻なトラブルも増加しています。特に「未婚」を装った既婚者との交際は、人生を大きく狂わせる可能性があります。
この記事では、マッチングアプリでの出会いにおけるリスクと、自分を守るための具体的な方法について詳しく解説します😊

まず前提として、マッチングアプリも出会いのひとつとして有効です。実際に、結婚相談所で婚活をしながら、マッチングアプリで結婚まで至った会員様もたくさんいます💖
私たちはマッチングアプリの出会いを否定するものではありません。適切に利用すれば、素敵なパートナーと出会える可能性は十分にあります。
実際、以下のようなメリットがあります:
しかし、未婚を装って、既婚の方が遊び目的で使用していることも事実です。
読売新聞の記事でも報じられた通り、マッチングアプリで交際・妊娠したものの、相手が「未婚」と偽っていたケースが増えています。戸籍謄本の提出を求めると激しい抵抗を示す相手は、何かを隠している可能性が高いのです。
読売新聞→マッチングアプリで交際・妊娠…「未婚」の相手に戸籍謄本求めると激しい抵抗
30代女性Aさんは、マッチングアプリで出会った男性と交際を始めました。相手は「独身で結婚を考えている」と話していましたが、妊娠が分かった後、戸籍謄本の提出を求めると激しく抵抗。調べてみると既婚者だったことが判明しました。
20代女性Bさんは、3年間交際した彼氏の自宅に一度も招かれたことがありませんでした。連絡手段もLINEのみ。不審に思って調べたところ、相手は妻子持ちだったのです。
40代女性Cさんは、「離婚調停中」という男性と出会い、結婚資金としてお金を貸しました。しかし実際は既婚者で、離婚する気など全くなかったことが後に判明しました。
これらのケースに共通するのは、相手の身元確認を怠ったという点です。

マッチングアプリで結婚した人の話を聞くと、浮気相手もマッチングアプリで探している人もいるそうです。
楽な出会いを経験してしまうと、楽に流されるわけですね。一度マッチングアプリの手軽さを知ってしまうと、結婚後も同じ方法で刺激を求める人がいるのです。
なんでもそうですが、楽にはデメリットもついてまわることも心に留めておきましょう。
楽とは、いわゆる:
結婚相談所では独身証明書、収入証明書、学歴証明書などの提出が必須ですが、多くのマッチングアプリではこれらの確認がありません。この手軽さが、悪意のある利用者を引き寄せる要因となっています。
| 項目 | マッチングアプリ | 結婚相談所 |
|---|---|---|
| 独身証明書 | 不要(ほとんど) | 必須 |
| 収入証明書 | 不要 | 必須 |
| 本人確認 | 簡易的 | 厳格 |
| 費用 | 月数千円 | 月数万円〜 |
| サポート | 基本なし | カウンセラーあり |
| 真剣度 | バラバラ | 高い |
この表からも分かるように、マッチングアプリは気軽さと引き換えに、安全性を犠牲にしている面があるのです。
恋愛をしてしまうと、自分の判断を正しいと優先したいと思ってしまうのです。
そして、好きという感情を優先するあまり、「おかしいな?」と思ったことも目をつぶる傾向にあります。これが一番の問題です。
書類を提出していないとか、費用が安いとかよりも、感情を優先するあまりに判断が鈍ること、ここが最大の問題なのです。
心理学的にも、恋愛中は次のような状態になることが知られています:
ですから、マッチングアプリで出会いを探す場合には、きちんと相談できる人を準備しておきましょう。
客観的な視点を持つ第三者がいることで、以下のようなメリットがあります:

例えば、以下のような状況は危険信号です:
私からすると、LINEだけしか知らないなんて信じられないことなのです。しかし、LINEさえ知っていれば安心と思う人がいるのですね。
電話番号を教えない、固定電話がない、住所を明かさない。これらは既婚者が家族に知られないようにするための典型的な行動パターンです。
また、会員様がマッチングアプリで交際して婚約までしたのに最後の最後で、バツイチで同居の子供がいるとカミングアウトされたこともありました。これも一度も自宅にうかがったことがなかったそうです。
これらは家族の目を避けるための行動である可能性が高いです。
相手を疑うことは気が引けるかもしれません。しかし、信頼することと、確認することは別です。
本当に誠実な相手なら、あなたの不安を理解し、証明書類の提示にも快く応じるはずです。激しく抵抗する場合は、何かを隠している可能性が高いのです。
戸籍謄本(または戸籍抄本)は、以下の情報が記載されている公的書類です:
これらの情報は、結婚を考える相手について知っておくべき基本的な事実です。
独身証明書は、現在独身であることを証明する書類です。戸籍謄本よりも取得が簡単で、婚活においては一般的に使われます。
しかし、独身証明書だけでは過去の婚姻歴や子どもの情報が分かりません。より詳しい情報が必要な場合は、戸籍謄本の提示を求めることも検討しましょう。
いつ書類の提示を求めるべきでしょうか。以下のタイミングが適切です:
特に妊娠が分かった場合は、すぐに戸籍謄本の提示を求めるべきです。子どもの法的地位や将来に関わる重大な問題だからです。
相手を不快にさせず、かつ確実に確認するための伝え方:
良い例: 「私たちの将来のために、お互いの身元をきちんと確認し合いたいの。私も用意するから、あなたも独身証明書(または戸籍謄本)を見せてもらえる?」
避けるべき例: 「あなた、もしかして既婚者? 証明して!」
冷静に、お互いのための確認であることを強調しましょう。
もし相談する相手がいない、などあれば、結婚相談所のマッチングアプリサポートコースの利用も検討してください。
実際に、当社でも会員様だった方が、結婚相談所の活動は終了して、マッチングアプリコースに変更して活動されています。
このようなサービスのメリット:
第三者の視点を入れることで、危険を回避できることもあります。
恋愛中は判断が鈍りやすいものです。だからこそ、冷静な第三者の意見が貴重なのです。
具体的には:
真剣に結婚を考えているなら、以下のルールを守りましょう:
最初から全てを明かす必要はありません。信頼関係を築きながら、少しずつ情報を共有しましょう。
自宅や人気のない場所は避け、カフェやレストランなど人目のある場所で会いましょう。
名前、職業、住んでいる地域など、基本情報が一貫しているか確認しましょう。
LINEだけでなく、電話番号やメールアドレスも交換しましょう。本名での連絡が理想的です。
公開情報から、相手の人となりや交友関係が分かることがあります。
誰とどこで会うか、信頼できる人に伝えておきましょう。
どんな理由があっても、交際相手にお金を貸すのは危険です。
「すぐに会いたい」「早く付き合いたい」と急ぐ相手は要注意です。
何か変だと感じたら、その感覚を無視しないでください。
真剣な関係になる前に、独身証明書や戸籍謄本で確認しましょう。
以下の項目に当てはまるものが多いほど、相手が既婚者である可能性が高まります:
5つ以上当てはまる場合は要注意です。慎重に確認を進めましょう。
もし交際相手が既婚者だと判明した場合、以下の対応を検討しましょう:
感情的になっても、きっぱりと関係を終わらせることが重要です。
特に慎重な対応が必要です。すぐに専門家に相談しましょう。
既婚者と知らずに交際していた場合でも、状況によっては慰謝料請求などの法的措置を取れる可能性があります。
ただし:
法的な対応を考える場合は、必ず弁護士に相談してください。

マッチングアプリの危険性が心配な方には、結婚相談所の利用がおすすめです。
主なメリット:
高額な費用を払ってでも結婚したい人が集まっているため、遊び目的の人はほとんどいません。
条件に合う相手を紹介してもらえるため、自分で探す手間が省けます。
最も効率的なのは、両方を併用することです。
ただし、マッチングアプリで出会った相手については、今回紹介したような注意点をしっかり守りましょう。
結婚相談所のマッチングアプリサポートコースなら、アプリで出会った相手についても相談できるため、安心して活動できます。
A: 結婚を考える相手に対して、身元確認をすることは失礼ではありません。むしろ、お互いの将来のために必要なことです。誠実な相手なら理解してくれるはずです。
A: なぜ拒否するのか、理由を冷静に聞きましょう。合理的な理由がなく、感情的に拒否する場合は、何かを隠している可能性があります。その場合は関係を見直すべきかもしれません。
A: まずは独身証明書で十分です。ただし、より詳しい情報(子どもの有無など)が必要な場合は、戸籍謄本の提示も検討しましょう。
A: 真剣な交際に発展する前、または結婚の話が出た時点で確認すれば十分です。初対面から求める必要はありません。
A: 相手が独身と偽っていた場合、あなたに責任はありません。ただし、配偶者から慰謝料請求される可能性はあるため、弁護士に相談することをおすすめします。
A: 確かに費用はかかりますが、既婚者に騙されて時間とお金と感情を無駄にするリスクを考えると、投資する価値はあります。
A: 信頼と確認は別物です。お互いの将来のために必要な確認をすることは、相手を疑うこととは違います。本当に誠実な相手なら、あなたの不安を理解してくれるはずです。
マッチングアプリは便利な婚活ツールですが、使い方を誤ると大きなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
この記事のポイント:
あなたの人生は、あなた自身のものです。誰かに騙されたり、利用されたりする必要はありません。
「相手を疑うのは申し訳ない」という気持ちは理解できます。しかし、自分を守ることは決して悪いことではありません。
真剣に結婚を考えているなら、相手の身元をきちんと確認することは当然のことです。それを拒否する相手は、真剣にあなたとの将来を考えていない可能性があります。
マッチングアプリで素敵な出会いを見つけつつ、自分自身を守る賢さも持ち合わせてください。そして、判断に迷った時は、一人で抱え込まず、信頼できる第三者に相談しましょう。
あなたが幸せな結婚をするために、この記事が少しでも役に立てば幸いです🥰
「LINE友達追加はコチラ」
