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希望条件が変わる人ほど結婚できる|自己理解を深める重要性

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入会時の希望条件が絶対ではない理由

結婚相談所に入会する際、誰もが「理想の相手」の条件を提示します。年齢、学歴、年収、外見、性格など、細かく希望を伝える方も少なくありません。しかし、婚活のプロとして断言できることがあります。それは、「入会時と希望条件が変わっていく人こそが結婚できる人」だということです💖

この記事では、なぜ希望条件が変化することが成婚への近道なのか、そして自己理解を深めることがいかに重要かを、実際のケーススタディを交えながら詳しく解説していきます。

入会時は自分のことを理解できていない

多くの方が、結婚相談所に入会する時点で「自分が何を求めているか分かっている」と考えています。しかし、実際にはそうではないケースがほとんどです。

表面的な条件に固執してしまう理由

婚活を始めたばかりの頃は、どうしても表面的な条件に目が向きがちです。年収、学歴、職業、外見といった、数値化しやすい、あるいは一目で分かる条件を重視してしまうのです。

これは決して悪いことではありません。むしろ、最初は具体的な条件から入るのが自然です。しかし、問題は、その条件に固執し続けてしまうことにあります。

過去の婚活経験があっても同じ

興味深いことに、以前に婚活経験がある方でも、自己理解が不十分なまま再度婚活を始めるケースが多く見られます。

前回の婚活で結果が出なかった理由を深く分析せず、「良い人に出会えなかった」「タイミングが悪かった」といった外的要因のせいにしてしまう。そして、同じ希望条件、同じ判断基準で新しい結婚相談所に入会してしまうのです。

このような状態では、結婚相談所を移籍しても、また一からの活動になってしまいます。環境を変えるだけでは、根本的な問題は解決しないのです。

なんとなくの婚活がもたらす停滞

明確な目的意識や自己分析なしに、なんとなく婚活を続けている方も少なくありません。お見合いをしても、なぜその人を選んだのか、なぜ交際に発展しなかったのか、深く考えることなく次に進んでしまう。

このような「なんとなくの婚活」では、経験が蓄積されず、成長することができません。時間だけが過ぎていき、気づけば何年も同じ場所で足踏みしている状態になってしまいます。

実例:30代半ばから始めた男性の婚活

ここで、実際の会員様のケースをご紹介しましょう。この男性の変化は、希望条件が変わることの重要性を示す典型的な例です😌

以前の婚活:なんとなくの活動

この男性会員様は、30代半ばで婚活を始められました。当時は、特に深く考えることなく、なんとなくの基準でお見合い相手を選び、なんとなく活動を続けていたそうです。

「若くて可愛い人がいい」「できれば高学歴で」「専業主婦希望ではない人」といった、漠然とした条件は持っていたものの、なぜその条件なのか、本当に自分に合っているのかを考えることはありませんでした。

結果として、お見合いは成立しても交際に発展しない、あるいは交際してもすぐに終わってしまうということを繰り返していました。

当社入会時:反省を活かしたブラッシュアップ

その後、当社に入会された際には、過去の反省を活かして、ある程度のブラッシュアップをされていました。プロフィール写真を撮り直し、自己PRも見直し、以前よりは真剣に取り組む姿勢が見られました。

しかし、それでもまだ十分ではありませんでした。本質的な部分での自己理解が進んでいなかったのです。

余裕が邪魔をする

当時の彼には、まだ自分に余裕があるという意識がありました。「まだ30代半ばだから大丈夫」「もっと良い人が現れるかもしれない」という思いが、どこかにあったのです。

この余裕が、実は婚活において大きな障害となることがあります。お相手から好意を持たれても、それに真剣に向き合うことができない。「もっと良い人がいるかもしれない」という思いが頭をよぎり、決断を先延ばしにしてしまう。

人間は、切羽詰まらないと本気になれない生き物です。まだ余裕があると思っているうちは、本当に真剣に相手と向き合うことは難しいのかもしれません。

あっという間に過ぎた活動期間

そうしているうちに、活動期間はあっという間に過ぎていきました。お見合いはそれなりに成立するものの、交際に発展しない。あるいは交際してもすぐに終わってしまう。同じパターンの繰り返しです。

時間の経過とともに、彼自身も焦りを感じ始めました。そして、ようやく本気で自分と向き合う必要性を感じ始めたのです。

婚活女性の傾向理解が転機に

活動期間が過ぎる中で、彼には確実な成長がありました。それは、婚活をしている女性たちの傾向を理解したことです。

女性たちが本当に求めているもの

多くの男性は、女性が年収や学歴、外見といった表面的な条件を最重視していると考えがちです。もちろん、これらの要素も重要ではありますが、女性たちが本当に求めているものは、もっと本質的なことでした。

誠実さ、優しさ、思いやり、一緒にいて安心できること、価値観が合うこと。こうした内面的な要素や相性が、実は最も重要なのです。

彼は、多くの女性とお見合いや交際を重ねる中で、このことに気づき始めました。そして、自分が女性に提供できる価値は何なのか、どんな女性となら良い関係を築けるのかを、真剣に考えるようになったのです。

自分に合う人の像が見えてきた

婚活女性の傾向を理解することで、彼は自分に合う人の像が具体的に見えてきました。最初に持っていた漠然とした条件ではなく、「こんな人となら幸せになれる」という確信に基づいた基準です。

この変化は非常に重要です。外的な条件から、内的な相性や価値観の一致へと視点がシフトしたのです。

婚活市場の現実を知る

また、婚活市場の現実も理解するようになりました。自分と同じような条件の男性が多く存在すること、人気の高い女性には多くの申し込みが集中すること、理想だけを追い求めても結果は出ないこと。

こうした現実を受け入れることで、より戦略的に、そして柔軟に婚活に取り組めるようになったのです🤭

明確になった新しいターゲット層

活動を通じて自己理解と市場理解を深めた彼は、明確な新しいターゲット層を設定しました。それは、入会時の希望条件とは大きく異なるものでした。

条件1:再婚者

一つ目のターゲットは、再婚者の方です。最初は初婚同士が良いと考えていた彼ですが、再婚者の方にこそ魅力があることに気づきました。

再婚者の方は、一度結婚生活を経験しているため、現実的な視点を持っています。理想だけを追い求めるのではなく、現実的な幸せを理解している。また、相手の欠点も受け入れる柔軟性がある。

これは、まだ余裕を持っていた彼にとって、非常に重要な要素でした。お互いに現実を見据えながら、真剣に関係を築いていける相手。それが再婚者の方だったのです。

条件2:高学歴ではない方

二つ目のターゲットは、高学歴ではない方です。これも、最初の条件とは真逆でした。

最初は「できれば高学歴の方が良い」と考えていた彼ですが、実際に多くの女性と出会う中で、学歴と相性や幸せとは必ずしも比例しないことを実感しました。

むしろ、高学歴であることがプレッシャーになったり、価値観の違いを感じたりすることもありました。自分と同じような学歴背景を持つ方の方が、話が合い、リラックスして付き合える。そんな気づきがあったのです。

条件3:性格が穏やかな方

三つ目のターゲットは、性格が穏やかで柔軟な方です。これは、彼自身の性格を深く理解したことから導き出された条件でした。

彼自身が、あまり主張が強いタイプではなく、穏やかな日常を好むタイプ。そんな彼にとって、性格がきつかったり、完璧主義だったりする方は、一緒にいて疲れてしまうことが分かったのです。

お互いに力を抜いて、自然体で付き合える相手。それが、彼にとって本当に必要な相手だったのです。

なぜこのターゲット設定が効果的なのか

この新しいターゲット設定は、表面的な条件ではなく、彼自身の性格、価値観、ライフスタイルに基づいた、非常に本質的なものです。

再婚者で、高学歴にこだわらず、性格が穏やかな方。このターゲットは、一見すると条件を下げたように見えるかもしれません。しかし、実際には、彼にとって本当に幸せになれる相手を見極めた、非常に戦略的な選択なのです。

ターゲットを絞った活動の始まり

新しいターゲットが明確になったことで、彼の婚活は新たなステージに入りました。

システムを活用した検索

まず、結婚相談所のシステムを使って、このターゲット層に該当する女性を検索し始めました。以前は漠然と検索していたのが、今は明確な基準があるため、効率的に候補者を絞り込めます。

また、以前は条件に合わない女性からのお申し込みは全て断っていましたが、今は柔軟に判断するようになりました。条件には完全に合わなくても、プロフィールを読んで「この人となら話が合うかもしれない」と感じたら、お見合いをしてみる。

この柔軟性が、出会いの幅を大きく広げることになります。

個別紹介の活用

当社は、システムマッチングだけでなく、カウンセラーによる個別紹介にも力を入れています。彼の新しいターゲット層を理解したカウンセラーは、システムには載っていない、あるいは検索では見つからないような女性も紹介できるようになりました。

カウンセラーが直接他の結婚相談所に連絡を取り、彼の人柄や希望を伝えて、相性の良さそうな女性を紹介する。このような人的なネットワークを活用することで、出会いの機会はさらに増えます。

プロフィールの再構築

ターゲット層が変わったことで、プロフィールも再構築しました。以前は、幅広い女性にアピールしようと、当たり障りのない内容になっていました。

しかし今は、ターゲット層に響く内容に特化しています。再婚者の方が安心できるような誠実さ、穏やかな日常を好む価値観、学歴よりも人柄を重視する姿勢。こうした要素を前面に出すことで、本当に相性の良い女性からの反応を得られるようになりました。

結婚相談所のサポート体制

彼の変化を支えたのは、結婚相談所の適切なサポート体制でもありました。

定期的なカウンセリング

当社では、定期的にカウンセリングを行い、会員様の状況や気持ちの変化を把握しています。彼の場合も、活動の節目節目でカウンセリングを行い、彼の気づきや変化を一緒に整理してきました。

「最近、どんな方とお見合いしていますか」「前回の交際が終わった理由は何だと思いますか」「本当に大切にしたいことは何ですか」。こうした問いかけを通じて、彼自身の自己理解が深まっていったのです。

客観的なフィードバック

カウンセラーは、彼の婚活を客観的に見て、適切なフィードバックを提供しました。「この女性とは相性が良さそうですよ」「この条件にこだわる理由は何ですか」といった指摘が、彼の視野を広げることに貢献しました。

自分では気づかない癖や傾向を指摘してもらえることは、結婚相談所を利用する大きなメリットです。

個別紹介への注力

彼のターゲットが明確になったことで、当社は個別紹介にさらに力を入れることができました。システムマッチングだけでは出会えない、本当に相性の良い女性を探すため、他の結婚相談所とも積極的に連携しています。

「結婚できても良い男性なので、絶対に結婚していただきたい」。そんな思いで、全力でサポートしています。

希望条件が変わることの本質的な意味

彼のケースから学べることは、単に希望条件を変えればいいということではありません。そこにはもっと深い意味があります。

自己理解の深化

希望条件が変わるということは、自己理解が深まったことの表れです。自分は本当に何を大切にしているのか、どんな人と一緒にいると幸せなのか、自分の性格や価値観はどうなのか。

こうした問いに真剣に向き合い、答えを見つけていくプロセスが、婚活における成長なのです。

柔軟性の獲得

また、希望条件が変わるということは、柔軟性を獲得したことも意味します。最初に決めた条件に固執せず、経験を通じて学び、考えを改める。

この柔軟性こそが、婚活だけでなく、結婚生活においても非常に重要な資質です。相手の価値観を受け入れ、自分の考えを柔軟に変えられる人は、良好な関係を築きやすいのです。

現実的な視点の獲得

希望条件が変わる過程で、多くの人が現実的な視点を獲得します。理想だけを追い求めるのではなく、現実の中でどう幸せを見つけるか。完璧な人など存在しないという事実を受け入れ、お互いの欠点も含めて受け入れられる相手を探す。

この現実的な視点が、成婚への大きな一歩となるのです。

変化を恐れない姿勢が成功を呼ぶ

婚活において、最初に決めた希望条件を絶対視する必要はありません。むしろ、活動を通じて条件が変わっていくことは、非常に健全で前向きなプロセスです。

経験から学ぶ重要性

お見合いや交際を重ねる中で、多くの気づきがあるはずです。「こういうタイプの人とは話が合わない」「意外とこんな人が居心地が良い」「この条件は思ったほど重要ではない」。

こうした気づきを素直に受け入れ、希望条件に反映させていくことが大切です。経験から学ばず、同じ基準で同じような失敗を繰り返していては、いつまでたっても成長できません。

カウンセラーとの対話を活用

自分一人では、なかなか客観的に自分を見つめることができません。結婚相談所のカウンセラーは、そのための貴重な存在です。

定期的にカウンセラーと対話し、自分の婚活を振り返り、新たな視点を得る。この繰り返しが、自己理解を深め、希望条件を適切に調整していくことにつながります。

変化することは成長の証

希望条件が変わることを、「妥協」と捉える人もいます。しかし、それは違います。経験を通じて学び、自己理解を深め、より本質的な基準を持つようになること。これは妥協ではなく、成長の証なのです。

婚活で成功する人は、この成長を恐れず、むしろ積極的に受け入れる人です。

まとめ:成婚への道は自己理解の深化

結婚相談所に入会する時点で、自分のことを完全に理解している人はいません。婚活は、自分自身と向き合い、本当に大切なものを見つけていく旅でもあります。

入会時の希望条件に固執せず、活動を通じて得た経験や気づきを素直に受け入れる。そして、より本質的な基準で相手を選べるようになる。この変化こそが、成婚への近道なのです。

今回ご紹介した男性会員様のように、活動を通じて自己理解を深め、ターゲットを明確にすることで、婚活は確実に前に進みます。彼が素敵なご縁に恵まれることを、私たちは全力でサポートしていきます。

もしあなたが今、婚活で停滞を感じているなら、一度立ち止まって自分の希望条件を見直してみてください。その条件は本当に必要なものですか。経験から学んだことを反映していますか。自己理解は深まっていますか。

希望条件を柔軟に変化させることを恐れないでください。その変化は、成長の証であり、成婚への大きな一歩なのですから。あなたの婚活が、素晴らしいご縁につながることを心から願っています。

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