結婚相談所の出会いは、普通の人がいない、少ないと言われる方がいます。
普通の方というのは、年収が〇〇円以上とか、学歴のことを言っているのではありません。
言動が普通の感覚ではない、という方のことを指します。
そういう方と出会ってしまうと、普通と言われる感覚を持っている人からするとイラついてたまらないようです😅
長年婚活のサポートをしていますが、このような声をお聞きすることは少なくありません。
だからといって、そういう方はプライベートの出会いにもおられますね。そして、そのような方も結婚はしていて、結婚生活を営んでいます。
ここからは、普通の感覚ではない、と言われる方は、どういう傾向にあるのかを解説します。そして、その方々の傾向を知ることによって、婚活でイラつくことは少なくなるでしょう🙂
お相手の特性を理解することによって、スムーズに婚活が進みます。
例えば、仮交際したとしましょう。
普通の感覚をお持ちの方でしたら、仕事も大切ですがうまく時間を調整して、お互いに会う時間をささっと作りますよね。
しかし、自分のルーティーンが決まっている人は、自分の時間を確保したがります。自分の時間を優先し、お相手と協力して約束を取り付けようとはしません。
また、ラインやメールの確認の仕方も、朝しかラインを確認しません、などのルールを作っています。
普通の感覚の方というは、ラインが届いたら、少し空いている時間に内容確認してからラインを送ります。
長いラインをしなければいけない場合には、「いまはラインできないので、また追って連絡しますね」など対応することができるでしょう。
最近は聞くようになった大人の発達障害。
いくつか種類がありますが、今回は、ASDについて深堀していきます。
例えば、ASDとはこんな特徴を持っている人を指します。
〇対人相互作用の障害
〇コミュニケーションの障害
〇行動、関心、活動が限局的
対人的・情緒的な相互性の欠如が考えられるため、関係を構築しにくくなります。
興味があるものを他人と共有できないのも特徴です。
例えば以下のような特徴が挙げられます。
〇視線を合わせるのが難しい
〇会話中に相手の表情を読んだり、ジェスチャーの意味を理解したりするのが難しい
〇人と会話中に、相手が感じていることを理解しにくい
〇どのように友達を作ったらよいのか分からない
〇集団で活動したり、働いたりするのが難しい
〇社交的な場面で、どのように振る舞えばよいか分からない
〇場違いな発言や行動をしてしまう
言葉を使った相互的なやりとりの障害です。
言葉のニュアンスや冗談・比喩が分かりにくいのが特徴です。
例えば以下のような特徴が挙げられます。
〇雑談やおしゃべりをしにくい
〇人と話す時に、自分が話を聞く番なのか、話をする番なのかが分からないことが多い
〇言葉通りに受け取りすぎて、言葉の裏に隠された意図に気づかないことが多い
イマジネーションの障害とも呼ばれます。
通常よりも限局した対象に強い関心をもち、常同的な振る舞いを好み、こだわりが強いのが特徴です。
例えば以下のような特徴が挙げられます。
〇ものの全体像よりも細部に注目する
〇自分が興味のあることに対する知識はとても豊富だが、それ以外は無関心
〇物事が自分の思い通りのやり方でなくなると、非常に動揺する
〇予定外の出来事に対応できない
〇他の人にとっては普通の感触のものが肌に触れると、とても不快になる
〇落ち着くために一人になる必要がある
〇時間の感覚が曖昧であり、遅刻したり約束を忘れたりすることが多い
ある有名YoutuberもASD傾向にあると診断されたそうです。
上記で説明したようなことが、過去の自分にも起こっていたそうです。
例えば、 部活でライングループを作っても、自分だけいれてもらえてなかった。彼女からプレゼントをもらっても、このプレゼント必要ある?と本人に発言してしまった。
服を買いに行っても、組み合わせることが苦痛で楽しくない。上下一緒でないと服を買えない。
普通の感覚を持っている方なら、素敵なトップスを買ったら、これにあうボトムはあれだな?なんて、楽しめますものね😁
こういうことができない人、というのが存在しています。
ただ、彼の場合にはIQがかなり高いことで、ASDの傾向があっても、事例を経験していきながら情報を蓄積していくことで改善していけたのだと。
学び続けることでカバーすることができて、普通の感覚には近づくことができるのだそうです。
どの方にも特性というのはありますね。
それが極端にでてしまう方がいて、大人の発達障害と言われます。
仮交際の方が、もしかしたらそういう方?と感じることがあった場合には、その人の傾向を知っていくことでこちらがイラつくことは減ってくると思います🙂
高学歴であったり、高収入であったりしても発達障害が隠れていることがあります。
でも、そういう方は、特出した能力をもっていることも事実です。この人は、この部分はかなり特出していて優秀なのだな。でも、逆にこの部分はできないのだなと理解できれば、対応するのも楽になります。
そうはいいましても、なぜこちらがあわせないといけないの?と思いますよね。
そういう感情になってしまった場合には、お断りを差し上げればよいでしょう。自分とはあわなかっただけですからね。
あとは、自分の担当にも状況を伝えてアドバイスももらいましょう。
アドバイザーは、様々な例をサポートしています。時に、違う視点から物事をみることによって、無理だと思っていたご縁がまとまることもありますよ。
今回は、結婚相談所で普通の感覚でない人と出会ってしまってイラついてしまう方にむけて、解説をしました。
いわゆるバランスがとれていると言われる方は、プライべートの出会いで結婚してしまうことも多いですよね。
だから、結婚相談所に登録している方は、もしかしたら何かしらの傾向があるのかも?
でも、その特性を理解し認めてあげることによって、ご縁の幅は広がるかもしれません。
私も長い婚活サポートの中で、かなり困難な男性を成婚まで結び付けました。そのお相手の女性は、彼の感性を「面白い」と捉えてくださいました。そして、彼自身もIQが高かったので、学習しながら変わっていくことができました。
全ての方が自分を成長させながら、ご縁に巡りあえればよいなと思います。
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