先日、ある男性様からお問合せをいただだきました。結婚相談所を検討されている様子。
そこで、ご自身の身の上の話になりました。
結婚を考えていた人の死を経験していると。そして、最近、お母さまも亡くなったとのことでした。
ここからは、なぜ結婚したほうがいいのか、いつもとは違う視点で考えてみたいと思います。
人の死を経験するとショックを受けます。その人との関係がどういったものかにもよるのですが、研修の結果、ショックを受ける順番というものがあります。
❶子供の死
❷母親の死
❸パートナーの死
❹父親の死
お問合せいただいた方は、パートナーになる予定の方を亡くし、その後、出会いを求めてきたけれど、以前の方を超えられる気持ちになれない。
そして、最近、母親を亡くして、自分は前世で何かしてしまったのか、などと思いをはせているとのこと。
あまり不幸がなく人生を歩んでいる人がいる一方、自分ばかり不幸が続くのだろうか、と考えてしまう人もいるでしょう。
人間は、生まれながらにして不平等であり、理不尽であり不条理なことも多いのです。
ただ、生まれたならば、幸せになる為に、何かを見つけていきたいと思うのも、人間だからでしょう。
この仕事を行っていると、いろいろな人生をみていくことになります。
中には、両親が幼い頃に亡くなって、兄弟もいない、天涯孤独という方もおられます。
なぜ、人は結婚をしたり、パートナーを欲するのか?それは、身近な人の死のショックを緩和するためでもあると考えています。
血のつながりがなくても、結婚できていたら、少しばかり心の痛みを減らすことができることもあるからです。
私自身は、父親の死に直面した時に、夫がいたことで救われたと思っています。
いずれ、人間は独りになります。
例えば、結婚して子供を産んだとしても、自分より子供が早く亡くなることだってあります。
考えればきりがないのですが、それでも、心の支えがあるかないかでは、人の苦しみは少しだけ軽くなるものです。
だから、早いうちに・出来れば親御さんがご健在のうちに結婚してほしいと思っています。
いずれ親の死はおとずれるのだから。
お問合せいただいた方が、苦しみから解放される時が来ますように、節に願います。
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