
婚活をはじめる時、眼鏡をかけている人が「眼鏡はどうすればよいでしょうか?」と質問してきます。普段は眼鏡が生活の一部になっている方にとって、婚活で眼鏡をどう扱うべきかは意外と悩ましい問題です。
眼鏡一つで印象は大きく変わります。場合によっては、第一印象を損ねてしまうこともあるため、婚活における眼鏡の使い方には注意が必要です😅
この記事では、婚活においての眼鏡はどのように使用していけばよいか、詳しく解説します。
まず、基本は、眼鏡ではなくコンタクトレンズを使用しましょう。
これは厳しいルールに聞こえるかもしれませんが、婚活という特別な場面では、第一印象が非常に重要です。眼鏡があることで、本来の顔の印象が変わってしまい、相手に正確な印象を伝えられない可能性があります。
また、女性側から「婚活の男性って眼鏡率高くないですか?」と言われます。眼鏡=ダサいイメージなのだと思います。
女性は特に、服装によって眼鏡を選ばなければいけなくなるからです。その日のファッションやメイクに合わせて眼鏡を選ぶのは、想像以上に大変なことです。
婚活では、毎回異なる相手とお見合いをすることになります。その度に服装も変えることが多いため、眼鏡を合わせるのは非常に手間がかかります。
普段は眼鏡を使用していても、お見合い時、数回のデートはコンタクトで乗り切っていただきたいところです。
もちろん、真剣交際に進んで関係が深まれば、普段通り眼鏡をかけても問題ありません。しかし、第一印象が重要な最初の段階では、できるだけコンタクトレンズの使用をおすすめします。
眼鏡が許されるのは、上級のおしゃれさん位だと思いましょう。
ファッションセンスが高く、眼鏡を自分のスタイルの一部として完璧に使いこなせる方であれば、眼鏡をかけていても魅力的に見えます。しかし、そのようなレベルに達している方は多くありません。
自分が「おしゃれ上級者」なのか、客観的に判断することが大切です。
婚活写真を撮影する時も、基本は"コンタクト・裸眼"でお願いしています。
婚活において、プロフィール写真は最も重要な要素の一つです。この写真を見て、お見合いを申し込むかどうかを判断するため、できるだけ自然な印象を伝えることが重要です。
しかしながら、コンタクトがどうしても苦手という方も時におられます。そういう場合には、1枚目は、コンタクトの写真で、2枚目に、眼鏡の写真を掲載します。そして、プロフィールにも、「通常は眼鏡をかけています」と注釈をつけています。
このように、事前に相手に眼鏡着用の事実を伝えておくことで、お見合い当日のギャップを防ぐことができます。
なぜかというと、コンタクトで撮影した婚活写真をみてお見合い相手を選んでいますので、眼鏡をかけてお見合いに現れると、まったく別人に見えてしまうからです。
眼鏡は顔の印象を大きく変えます。特に、フレームが太い眼鏡や個性的なデザインの眼鏡は、顔の印象を劇的に変えてしまいます。
とくに、男性は顔認識能力が低いため、同一人物と認識できない方もいます。
これは科学的にも証明されている事実です。男性は女性に比べて、細かい顔の特徴を認識する能力が低い傾向があります。そのため、写真と実物の印象が大きく異なると、「写真と違う」と感じてしまうのです。
お見合いの結果報告でも「眼鏡できていて、別人だった」という感想があるくらいです。
このような第一印象のギャップは、お見合いの成功率を大きく下げてしまいます。相手は「写真詐欺」と感じてしまい、その後の会話も上の空になってしまう可能性があります。
お見合いでも眼鏡をつけるなら、事前にお伝えしておくとよいでしょう。これは、お相手へのマナーという観点からも必要です。
結婚相談所を通じて、「当日は眼鏡を着用します」と伝えておけば、相手もそのつもりで会うことができます。このような配慮が、誠実な印象を与えることにもつながります。
サプライズは婚活では必要ありません。予想外の変化は、ポジティブよりもネガティブに受け取られる可能性が高いのです。

どうしても眼鏡を付けなければいけない場合には、どういった眼鏡を選べばよいでしょうか?
眼鏡ひとつで、魅力的にみえたり、ダサくみえてしまったり、眼鏡の選び方は、慎重にお願いします。
先に述べたように、眼鏡を上手に使いこなせる上級者以外は、スタンダードな眼鏡にしてください。
個性的な眼鏡や流行の眼鏡は避け、万人受けするデザインを選ぶことが重要です。婚活では、「個性をアピールする」よりも「マイナスポイントを作らない」ことが優先されます。
婚活でおすすめのスタンダードな眼鏡は、以下の3つです。
楕円形のフレームで、柔らかく優しい印象を与えます。顔の形を選ばず、多くの人に似合いやすいデザインです。
特に、丸顔や四角い顔の方におすすめです。角のない柔らかいラインが、顔の印象を和らげてくれます。
逆台形のフレームで、知的でクラシックな印象を与えます。男女問わず人気のあるデザインで、ビジネスシーンでもよく使われます。
フレームの太さや色によって印象が変わるため、細めのフレームで落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。
丸みを帯びた逆三角形のフレームで、知的でおしゃれな印象を与えます。ウェリントン型よりも柔らかい印象になります。
特に、四角い顔や面長の方に似合いやすいデザインです。
おしゃれ上級者のみが使いこなせる眼鏡の型もあります。自分のファッションセンスに自信がない場合は、避けた方が無難です。
完全な円形のフレームで、個性的でアーティスティックな印象を与えます。しかし、顔を選ぶデザインで、似合わない人が多いのも事実です。
ティアドロップ型は、昔の研究者というイメージで、おじさんがつけていましたよね?この型は、だいたいの方は似合いません!
涙のしずくのような形をしたこのデザインは、非常に古臭い印象を与えてしまいます。芸能人で、上級なおしゃれな方のみがつけてもいいレベルでしょう。
一般の方が婚活でこのタイプの眼鏡をかけると、「ダサい」「古臭い」という印象を与えてしまう可能性が高いです。
眼鏡は、顔の形によっても似合う似合わないがありますので、自分で選ぶのではなく、店員さんにも確認しましょう。
眼鏡店の店員さんは、プロフェッショナルです。顔の形や雰囲気に合った眼鏡を提案してくれます。自分の好みだけで選ぶのではなく、客観的な意見を聞くことが大切です。
自分は、おしゃれ上級者なのか、普通のセンスなのか?認識をして、眼鏡を選びましょう。
多くの人は、自分のファッションセンスを過大評価しがちです。客観的に見て、自分が「普通」だと思うなら、スタンダードな眼鏡を選ぶべきです。
友人や家族に意見を聞いてみるのも良いでしょう。「この眼鏡、似合ってる?」と率直に聞いてみてください。
フレームの色や太さも印象を大きく左右します。
色の選び方:肌の色に合った色を選びましょう。一般的には、黒、茶色、グレーなどの落ち着いた色が無難です。派手な色や奇抜な色は避けましょう。
太さの選び方:太いフレームは個性的で存在感がありますが、婚活では細めから中程度の太さのフレームがおすすめです。太すぎると威圧感を与えてしまいます。
レンズの種類にも注意が必要です。
ブルーライトカット:最近はブルーライトカットレンズが人気ですが、レンズが黄色っぽく見えることがあります。婚活写真やお見合いでは、透明度の高いレンズの方が印象が良いでしょう。
反射防止コーティング:レンズに光が反射して目が見えにくくなると、表情が伝わりにくくなります。反射防止コーティングを施したレンズを選びましょう。
婚活では、眼鏡だけではなく、スタンダードを狙えば間違いはないです!
これは眼鏡に限らず、服装、髪型、メイク、すべてに当てはまります。婚活では、「個性を出す」よりも「減点されない」ことが重要です。
万人受けするから:スタンダードなデザインは、多くの人に受け入れられやすいです。特定の人には刺さるけれど、多くの人には受け入れられない個性的なデザインよりも、誰が見ても「普通」「無難」と思われるデザインの方が、婚活では有利です。
安心感を与える:スタンダードな見た目は、相手に安心感を与えます。「この人は常識がある」「TPOをわきまえている」という印象を与えることができます。
マイナスポイントがない:個性的なデザインは、好きな人には好かれますが、嫌いな人には嫌われます。しかし、スタンダードなデザインは、嫌われることがほとんどありません。
「個性を出したい」という気持ちは理解できます。しかし、婚活における第一印象の段階では、見た目で個性を主張する必要はありません。
個性は、会話や趣味、価値観など、中身で勝負すればよいのです。外見はできるだけ無難にまとめ、マイナスポイントを作らないことが、婚活成功の秘訣です。
「どうしてもコンタクトが苦手」という方もいるでしょう。目が乾燥する、違和感がある、装着が怖いなど、理由はさまざまです。
最初は短時間から始めて、少しずつ装着時間を延ばしていきましょう。お見合いの数時間だけでも装着できるようになれば十分です。
コンタクトレンズが合わない場合は、眼科医に相談してみましょう。レンズの種類を変えることで、快適に装着できるようになることもあります。
1日使い捨てタイプのコンタクトレンズなら、お見合いの日だけ使用することができます。毎日のケアが不要なので、普段は眼鏡の方でも使いやすいです。
長期的に婚活を続ける予定なら、レーシック手術も選択肢の一つです。視力矯正手術により、眼鏡もコンタクトも不要になります。
ただし、手術にはリスクもあるため、眼科医とよく相談してから決めましょう。
婚活における眼鏡の扱い方について、詳しく解説してきました。ポイントをまとめます。
基本はコンタクトレンズ:お見合いや最初の数回のデートでは、できるだけコンタクトレンズを使用しましょう。
婚活写真も裸眼またはコンタクトで:プロフィール写真は、コンタクトまたは裸眼で撮影することをおすすめします。どうしても眼鏡の写真を載せる場合は、2枚目以降にしましょう。
事前に伝える:お見合いで眼鏡をかける場合は、事前に相手に伝えておくことがマナーです。
スタンダードな眼鏡を選ぶ:オーバル型、ウェリントン型、ボストン型などのスタンダードなデザインを選びましょう。個性的なデザインは避けるべきです。
店員さんに相談:自分で判断せず、眼鏡店の店員さんに似合う眼鏡を提案してもらいましょう。
おしゃれ上級者以外は冒険しない:ラウンド型やティアドロップ型など、個性的なデザインは、ファッションセンスに自信がある方以外は避けましょう。
婚活では、第一印象が非常に重要です。眼鏡一つで印象が大きく変わるため、慎重に選ぶことが大切です。基本的には、コンタクトレンズの使用をおすすめしますが、どうしても眼鏡を使う場合は、スタンダードなデザインを選び、事前に相手に伝えるようにしましょう。
婚活では、スタンダードを狙えば間違いはありません。個性は中身で勝負し、外見では減点されないように心がけましょう。あなたの婚活が成功することを、心から応援しています。
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