皆さん、結婚したいと結婚相手を探しますよね。相手探しばかりに一生懸命になってしまい、自分の生活を見直すことをしていますか?
結婚は、個の集まりで共同生活になります。どちらかが脚を引っ張るような生活になるようなら、結婚生活は営んでいけません。
まず、よく考えましょう。
独身の金銭感覚で、そのまま楽しい結婚生活が送れるとおもったら大間違いです。
とくに、子どもをもうけようと思っているならなおさらです。
子どもは、生産性があるわけではないので、大人2人からの生活費用からの出費になります。
とくに男性は、子どもがほしいとのんきに発言される方が多いです。ただ、きちんと養うつもりがあって発言してるのでしょうか?と思う時があります。
結婚は考えすぎてもできないものですが、何も考えないでできるものでもありません。
セミナーを開催したことがあります。
そのときの内容は「結婚生活とお金」についてでした。
様々なカップルをサポートしてきましたが、破綻してしまうのもお金のことが原因になることが多いです。
結婚によって、生活がマイナスになると感じられれば、わざわざ結婚はしないものなのでしょう。
とくに、経済力のある女性にとって、結婚は選択のひとつになったということです。
ある女性がこんなことを言っていました。
「特別な不幸があるわけでもないのに自分の生活レベルを落とす理由がない」
20代ならまたしも、年齢を重ねた上で、わざわざ自分にとってマイナスになると思う縁はつながないということでしょう。
20代や30代前半であれば、お互いの生活基盤を一緒に構築していこうという気持ちになります。
しかし、30代後半にもなれば、どういった人生を歩んできたか、当たり前ですが見られます。
堅実に生きるとは、ある程度のガマンをして生活することです。だからこそ、まったくガマンをしてこなかった人と、一緒に生きようと思えるわけがないのです。
女性も男性の年収だけに目を向けてしまいがちです。しかし、年収が高くなくても堅実に生きている方のほうが、結婚には向いています。
年収だけ高くても、経済観念がなく、結婚するということがどういうことなのかわかっていない人は、結婚には向いていません。
①貯金がない
②奨学金を返している
③親に仕送り
④嗜好品
⑤養育費
①貯金はどの程度がベストなのか、基準は様々です。30代前半の女性であれば、200-300万、男性であれば、500万程度はもっていてほしいですね。
あるカップルは、プロポーズ寸前まで順調に関係が進んでいました。
しかし、男性の貯金額があまりにも低く(100万円以下)、どんな生活を送ったらそんな額になるのか、それをきっかけに不信感が募ってしまいました。結局、破局というかたちになりました。愛情だけあっても結婚はできないのだと感じた一つの例でした。
②どの大学に通ったかによって額は違いますが、男女ともに負債と思うようです。
少額なら、できるだけ早めに返済しましょう。
あるカップルは、女性の奨学金が多額であり、これからどのように返済していくかのプランが見えずにいました。
男性も年収が高いわけでもなかったため、将来を悲観し、破局というかたちになりました。
③親を大切にする気持ちはとても重要です。その方の収入と額によっては考えてしまいます。
④車や不動産投資、どのくらいのローンを組んでいるか、これは借金として換算されます。余裕がある中での、持ち物でしたら問題にはなりません。
ある男性は、不動産投資をという名目のローンを抱えていました。
プラスに働いているならまたしも、どう考えてもマイナスで、かつ、年収が高いにもかかわらず、貯蓄もしていませんでした。
通常でしたら、このパターンは、破局になるところでした。
しかし、女性がキャリアウーマンだったため、不動産は清算というかたちをとり、ともに働きながら生きていくことを決めました。
⑤近年、再婚市場も活発ですが、どのくらいの養育費の支払いがあるかで考えてしまいます。
上記のように、ひとくくりにお金といっても、様々な例があります。
結婚は、愛情だけでは成り立ちません。
今一度、結婚相手を探しているなら、いまからすぐにできることは節制して生活を見直してください。せっかく出会いがあっても、結婚できなければ、意味が無いですね。