『通い婚』ってありえる?
先日、会員様から、今後、拠点を関西に移すと申し出がありました。
現在は関東にお住まいですが、こういう方は、どのような婚活をして結婚をすればよいのでしょうか。
いわゆる「通い婚」「遠距離別居婚」になる可能性もありますが、遠距離別居婚についての例をまとめましたので、参考にしてください😄
通い婚(遠距離婚)の特徴
- 定義:夫婦が同居せず、一定の距離を移動して会いながら関係を続ける婚姻スタイル。
 
- 背景:転勤、キャリア、家族の介護、居住環境の違いなどで同居が難しい時に選択されやすい。
 
メリット
- 互いのキャリアを尊重できる
転職や昇進など、相手に合わせてキャリアを諦めずに済む。 
- 自分の生活リズムを保てる
仕事や趣味、交友関係を継続しやすい。 
- 会う時間の価値が高まる
限られた時間を大切にし、デート感覚で過ごせる。 
- 双方の地盤を維持できる
実家や地元との関係、子どもの学校などを急に変えなくてもよい。 
デメリット
- 物理的・心理的距離
会えない寂しさ、孤独感が強まる可能性。 
- 経済的コスト
交通費、二重生活の家賃・光熱費などが負担。 
- 緊急時の対応が難しい
病気やトラブルのときにすぐ駆けつけられない。 
- 関係維持の労力が大きい
コミュニケーション不足による誤解や不安が生じやすい。 
- 将来的な同居問題
どのタイミングで同居するか、子育てや老後をどうするかが課題。 
難しさ
- 距離が遠いほど維持に努力が必要。
 
- 一方で「結婚=同居」という価値観が強い日本では、親世代や周囲からの理解が得にくい。
 
- 将来像を共有していないと「ただの遠距離恋愛の延長」になりやすい。
 
成功例のポイント
- 定期的に会うルールを作る(毎月○回など)
 
- オンラインでの密なコミュニケーション(ビデオ通話や日々のたわいもないメッセージ)
 
- 経済的な負担を公平にする工夫(交通費の折半、出張を活用)
 
- 同居に向けたロードマップを共有(数年後にどちらかが移住する、子どもができるまで別居など)
 
- 家族や親族への理解を得る(オープンに話し、理由を説明)
 
- 「会うときは楽しい」だけでなく「生活感も共有」(掃除や料理などを一緒にやって現実感・生活感覚を忘れない)
 
「通い婚 × 遠距離」は、自由と個の尊重が大きなメリットですが、心理的距離や将来の同居問題が大きな課題です。
成功するには、ルール作り・信頼関係・将来のビジョン共有がカギになります。
次に、遠距離婚は、各自の性格によっても向き不向きがあると思いますので、ご説明します。
遠距離通い婚に向いている性格
- 自立心が強い人
一人の時間を楽しめる、孤独に耐えられる。 
- ポジティブ思考の人
「会えない寂しさ」より「次に会える楽しみ」に意識を向けられる。 
- 計画性がある人
会う日程・交通手段・費用などをきちんと調整できる。 
- 信頼関係を大事にできる人
相手を疑いすぎず、連絡が少なくても不安に流されない。 
- 柔軟に対応できる人
仕事の都合や急な予定変更を受け入れられる。 
遠距離通い婚に向かない性格
- 依存心が強い人
「毎日そばにいてほしい」「連絡が遅いと不安」と感じやすい。 
- ネガティブ思考の人
離れていることで浮気や不安を想像しがち。 
- 衝動的・感情的な人
会えない frustration が爆発してケンカにつながる。 
- お金や時間の管理が苦手な人
無計画に出費がかさみ、生活が苦しくなる。 
- 周囲の目を気にしすぎる人
「親や友人に説明できない」とストレスを抱えやすい。 
生活の工夫(お金編)
- 交通費の工夫
- 早割や新幹線の回数券、LCC、夜行バスを使う
 
- 交互に移動することを忘れず、負担を平等にする
 
 
- 二重生活費の節約
- 光熱費の低額プランにする
 
- 家具・家電をシェアアプリやレンタルでまかなう
 
 
- 共通口座・家計アプリ
- 交通費や交際費を一括管理し、どちらか一方が負担しすぎないようにする
 
 
生活の工夫(スケジュール編)
- 定期的な「会う日」を決める
 
- カレンダー共有アプリを活用
- GoogleカレンダーやTimeTreeでお互いの予定を可視化
 
 
- オンライン習慣
-  毎日数分だけでもよいのでビデオ通話や電話でなるべく声を聞く
 
- 「おやすみLINE」や「今日の一枚(写真)」を習慣にして距離を縮める
 
 
- 生活の一部を共有する
- NetflixやAmazon Primeで同じ映画を観る
 
- 食事をビデオ通話で一緒にする「リモートごはん」
 
 
オンライン上で、同じ映画を観たり、食事をするのは、コロナで普及しましたね。
遠距離通い婚を成功させるには、自立心と信頼感が大きなカギ。
生活面では、交通費・二重生活費の工夫+スケジュール管理の徹底がポイントです。
実際にあった遠距離別居婚
お互いにキャリアをもっていると、同居からスタートできない場合もありますね。
実際に、当社で成婚サポートしたあるカップルの例をご案内しておきます。
女性は、キャリアを大切にし、ずっと仕事はしていきたいという気持ちのある方でした。そもそも、この二人は、出会いの時から中距離恋愛でした😀
女性は静岡、男性は東京にお住まいだったのです。
結婚が決まった時には、この中距離からのスタートでしたが、入籍をしたあたりに男性が北海道に転勤となりました。
想定外のことでしたが、この二人は、結婚当初から遠距離通い婚というスタイルになりましたね。このスタイルで当分は過ごしとおっしゃっていました。
お互いにある程度、独身生活も長かったこともあり精神的・経済的自立をされているので、ある意味、お二人にとっては良い形だったのかなと思います😉
まとめ
現在は、男女とも仕事を持ちキャリアを形成しています。
いろいろな結婚の形がありますが、考え方は様々です。
最初から、同居を前提として動かれる方がほぼではありますが、一定数、別居婚(通い婚)から進まれる方もいます。
この考え方があわない方とは、なかなか結婚まで進めないと思いますが、昨今の結婚はいろいろな形があると知っておくとよいでしょう。
コロナをきっかけに、オンラインでの出会いが広がり、遠距離別居婚から始まられる方も増えてきたように思います。
どんな形であっても、二人の気持ちがあれば結婚まで進み、幸せになれます💖
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
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