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MALIA. 4度の結婚から学んだ、恋愛と結婚が違う本質的な理由

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はじめに:「相手が私を幸せにしてくれる」という幻想

タレントモデルのMALIA.さんが4度の結婚を経験したことは、多くの人に衝撃を与えました。しかし彼女の経験は、私たちに結婚というものの本質について重要な問いを投げかけています。

「相手が私を幸せにしてくれる」――この考え方こそが、多くの結婚を失敗に導く最大の原因かもしれません。結婚とは、お互いの協力のもとに作り上げていくものです。2〜3年で離婚してしまうのは、恋愛の延長線上として結婚を捉えているからではないでしょうか。

では、なぜ恋愛と結婚は「=」ではないのか。3つの独自の視点から、その本質的な違いを解説します。

視点1:時間軸の違い――「瞬間の感情」vs「持続可能な関係設計」

恋愛は「今」を燃やす行為

恋愛の本質は、現在進行形の感情です。ドキドキする瞬間、胸が高鳴る出会い、情熱的な夜――恋愛は「今、この瞬間」の感情の高揚を追求します。脳内では恋愛ホルモンと呼ばれるPEA(フェニルエチルアミン)が分泌され、まるで麻薬のような陶酔状態を作り出します。

しかし、この状態は科学的に3年程度しか続かないことが分かっています。MALIA.さんの2〜3年での離婚パターンは、まさにこの「恋愛ホルモンの賞味期限」と一致しているのです。

結婚は「未来」を設計する行為

一方、結婚は10年後、20年後、さらにはお互いが老いた後まで見据えた「持続可能な関係設計」です。子育て、住宅ローン、親の介護、健康問題――これらは恋愛の情熱だけでは乗り越えられません。

結婚には、感情の高揚ではなく、冷静な判断と計画性が求められます。「この人となら困難を乗り越えられるか」「価値観の根本部分で一致しているか」――これらは恋愛中の情熱では見えてこない問いです。

恋愛が短距離走なら、結婚はマラソン。走り方も準備もまったく異なるのです😊

視点2:役割の変化――「対等なパートナー」から「機能する共同経営者」へ

恋愛における役割は「お互いを楽しませること」

恋愛中のカップルは、基本的に対等です。デートプランを立て、プレゼントを贈り合い、お互いを楽しませることが最大の役割です。経済的にも精神的にも独立しているため、関係が心地よくなければいつでも終わらせることができます。

「相手が私を幸せにしてくれる」という期待が成り立つのは、この恋愛フェーズだけです。なぜなら、相手を楽しませることそのものが恋愛の目的だからです。

結婚における役割は「家庭という組織を運営すること」

しかし結婚すると、2人は「家庭」という小さな組織の共同経営者になります。そこには明確な役割分担が生まれます。

家事、育児、収入、貯蓄、親族との付き合い――これらは「楽しいこと」とは限りません。むしろ、義務や責任として降りかかってくるものです。ここで「相手が私を幸せにしてくれるはず」という幻想を持ち続けると、必ず失望が訪れます。

結婚生活で求められるのは、CEO(最高経営責任者)とCOO(最高執行責任者)のような関係性です。お互いが得意分野を活かし、苦手な部分を補い合う。ロマンチックではないかもしれませんが、これこそが「お互いの協力のもとに作り上げていく」という結婚の本質です。

2〜3年で離婚してしまうカップルは、この役割転換に失敗しています。恋愛時代の「楽しませ合う関係」を引きずったまま、結婚という経営に臨んでいるのです。

視点3:自己責任の所在――「受け身の幸福」vs「能動的な幸福創造」

恋愛は「与えられる幸せ」を期待する

「相手が私を幸せにしてくれる」――この言葉には、幸福の責任を相手に委ねる受け身の姿勢が表れています。恋愛においては、ある程度この姿勢が許されます。なぜなら、恋愛は基本的に「サービスの交換」だからです。

デートに連れて行ってもらう、プレゼントをもらう、優しい言葉をかけてもらう――これらは相手から「与えられる幸せ」です。そして、与えられた幸せに満足できなければ、別の相手を探せばいいという選択肢が常に存在します。

結婚は「作り出す幸せ」を実践する

しかし結婚生活では、幸福の責任は自分自身にあります。なぜなら、結婚とは「この人と共に幸せを作り出す」という能動的な選択だからです。

相手が疲れて帰ってきたとき、温かい言葉をかけるのは自分です。家計が苦しいとき、一緒に節約案を考えるのも自分です。子どもが病気になったとき、夜通し看病するのも自分です。

これらの行為は「相手から与えられる幸せ」ではありません。自分が主体的に選択し、実行することで生まれる「作り出す幸せ」です。

MALIA.さんの4度の結婚失敗は、もしかすると「相手が私を幸せにしてくれる」という受け身の姿勢を手放せなかったことに原因があるのかもしれません。結婚において必要なのは、「私たちが一緒に幸せを作り出す」という能動的な意識変革です。

この視点の転換ができない限り、何度結婚しても同じ結果を繰り返すでしょう。

結婚を成功させるために必要な3つの覚悟

ここまで見てきた3つの視点から、結婚を成功させるために必要な覚悟が見えてきます。

1. 感情の高揚が去った後も続ける覚悟

恋愛ホルモンが切れた3年目以降、「この人じゃなかったかもしれない」という疑念が湧くのは自然なことです。しかし、そこで関係を終わらせるのではなく、新しいフェーズの関係を築く覚悟が必要です💖

情熱的な恋愛が、深い信頼と安心感に変わる瞬間を迎えられるかどうか。これが結婚の最初の試練です。

2. ロマンスから実務へ、役割を転換させる覚悟

結婚したら、デートより家計簿、プレゼントより保険の見直しが重要になります。この現実を受け入れ、楽しむことができるか。

「こんなはずじゃなかった」と嘆くのではなく、「私たちの家庭を一緒に作っていこう」と前向きに捉える姿勢が求められます。

3. 自分の幸福に責任を持つ覚悟

「相手が私を幸せにしてくれない」と不満を言う前に、「私は相手を幸せにしているだろうか」と自問する。そして「私たちの幸せのために、今日私ができることは何か」と考える😀

この意識の転換が、結婚生活を豊かにする最大の鍵です。

まとめ:結婚は協力して育てる「庭」のようなもの

恋愛が花火のように一瞬輝くものだとすれば、結婚は庭のように日々手入れをして育てていくものです。

美しい庭は一夜にしてできません。雑草を抜き、水をやり、時には肥料を与え、季節の変化に合わせて植え替えをする――この地道な作業の積み重ねが、何年も経った後に美しい景色を作り出します。

MALIA.さんの4度の結婚経験は、多くの人にとって他人事ではありません。現代社会では、3組に1組が離婚する時代です。その多くが、恋愛と結婚の違いを理解せずに、「相手が私を幸せにしてくれる」という幻想を抱いたまま結婚生活に入っているのではないでしょうか。

結婚とは、お互いの協力のもとに作り上げていくもの。この言葉の重みを、もう一度深く考える必要があります。

あなたは、自分の幸せを自分で作り出す準備ができていますか?

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