
婚活のサポートをしていると、なかなか成果が出ない方に共通する傾向があります。それは「他責思考」が強いということです。
「良い人がいない」「担当者が理解してくれない」「この結婚相談所は合わない」といった言葉を頻繁に口にする方は、実は婚活の成功から遠ざかっているかもしれません😅
この記事では、婚活における他責思考と自責思考について、そして成婚につながる思考のバランスについて解説します。
他責思考とは、物事がうまくいかない原因を自分以外の外部要因に求める考え方です。失敗や困難に直面したとき、「相手が悪い」「環境が悪い」「運が悪い」と考えてしまう思考パターンを指します。
この思考パターンが習慣化すると、自己成長の機会を逃し、同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高まります🙂
婚活中の方の他責思考には、次のような段階があります。
❶ 婚活相手が悪い 「この人は条件に合わない」「魅力的な人がいない」と相手に原因を求める段階
❷ 担当カウンセラーが悪い 「担当者が私のことを理解してくれない」「良い人を紹介してくれない」とサポート側を責める段階
❸ 結婚相談所が悪い 「このシステムは使いにくい」「この相談所には良い会員がいない」と所属先を批判する段階
❹ 婚活業界全体が悪い 「婚活サービスはどこもダメ」「婚活市場そのものに問題がある」と業界全体を否定する段階
❺ 社会や時代が悪い 「今の時代の男性(女性)は〇〇だから」と社会構造や時代背景を理由にする段階
このように、他責の対象が自分から遠ざかるほど、婚活成功の可能性は低くなっていきます。
現代は、結婚が必須ではない時代です。独身でも充実した人生を送ることができますし、社会的なプレッシャーも以前ほど強くありません。
その中で、それでも「結婚したい」と望んでいるのは他でもない自分自身ですよね。
実際に成婚している方々には、ある共通点があります。それは、他責思考に陥らないということです。
もちろん、出会いや相性には運の要素もあります。しかし、成婚される方は困難な状況でも「自分にできることは何か」という視点で行動しています。
一方で、他責ばかりの方は残念ながら結婚できていません。外部要因のせいにしている限り、自分が変わるきっかけを失ってしまうからです。

「頼りない男性が多いから結婚できない」 「ダサい男性ばかりで魅力を感じない」 「年収が低い人ばかりが紹介される」
このように考える女性もいるかもしれません。しかし、本当にそれが原因でしょうか?
現実はこうです 魅力的な男性は、すでに魅力的な女性と結婚しています。市場に残っている方々の中から相手を見つけるのが婚活の現実です。
「可愛くない女性が多いから結婚できない」 「肩書や年収ばかり気にする女性が多い」 「若い女性ばかりが人気で不公平だ」
このように考える男性もいるでしょう。しかし、これも本質を見誤っています。
現実はこうです 条件を重視しない女性も確かにいます。そういう女性は、コミュニケーション能力が高く、内面的な魅力がある男性と結婚しています。
自責思考とは、自分の行動や選択、その結果に対して責任を持つ考え方です。
婚活においては、「自分の魅力をどう高めるか」「どんなアプローチをするか」「どう関係を深めていくか」といった、自分がコントロールできる部分に焦点を当てる思考法です。
婚活では、自分の選択や努力が結果に直結します。相手を選ぶのも、デートの内容を決めるのも、関係を進展させるのも、すべて自分の意思決定の積み重ねです。
他責思考では、この意思決定の主導権を放棄してしまうことになります。結果として、受け身な姿勢になり、良い出会いがあっても活かせないのです。
1. 自己責任の受容 カウンセラーの助けを借りながら、自分の選択や結果に対する責任を明確にします。「なぜこの相手を選んだのか」「なぜこういう行動をとったのか」を振り返ることで、自分の判断基準や癖が見えてきます。
2. 主体的な行動 結婚相談所が提供するリソースやサービスを最大限活用して、積極的に行動を起こします。待つのではなく、自ら動く姿勢が大切です。
3. 継続的な自己改善 カウンセリングやフィードバックを通じて、自分の弱点や改善点を認識し、具体的な行動計画を立てます。一度に完璧を目指すのではなく、小さな改善を積み重ねていくことが重要です。
ただし、自責すれば良いというわけではありません😉
何でも自分のせいにして自分を責め続けると、心が疲弊してしまいます。自己肯定感が下がり、かえって魅力的でない状態になってしまう可能性もあります。
バランスが重要なのです。

婚活は、仕事やプロジェクトとは本質的に異なります。
仕事であれば、自分が頑張った分だけ成果が出ることが多いでしょう。しかし婚活では、自分がいくら頑張っても相手が同じように感じてくれるとは限りません。
努力が必ずしも報われないという現実があるのです。
自分が頑張ったことについては、それをしっかり認めることが大切です。
「今月は5人と会った」「プロフィール写真を撮り直した」「ファッションを改善した」といった努力は、それ自体が価値あることです。
ただし、努力が相手に伝わらないこともたくさんあります。また、頑張る方向性が間違っていることもあります。
自責で考えるべきこと
他責で考えても良いこと
重要なのは「コントロールできるか」という視点
自分でコントロールできることは自責で考え、改善していく。コントロールできないことは他責で捉えても構わないが、それに固執せず次に進む。
このバランス感覚が、婚活を長く続けていくうえで最も大切なのです。
婚活における成功は、他責思考と自責思考のバランスを取ることから始まります🥰
すべてを相手や環境のせいにしていては、自分が成長するチャンスを逃してしまいます。一方で、すべてを自分のせいにしていては、心が疲弊して婚活を続けられなくなってしまいます。
「自分にできることは何か」を考えながら主体的に行動しつつ、自分ではコントロールできない部分は受け入れて次に進む。この柔軟な思考が、結婚への道を切り開いていきます。
婚活は簡単ではありません。しかし、適切な思考のバランスと継続的な行動があれば、必ず良い結果につながります。
もし今、婚活がうまくいっていないと感じているなら、一度自分の思考パターンを振り返ってみてはいかがでしょうか。カウンセラーと一緒に、あなたに合った婚活のアプローチを見つけていきましょう。
「LINE友達追加はコチラ」
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします⭐
