
婚活がうまくいく人といかない人、その違いはどこにあるのでしょうか?プロフィールのスペック?容姿?年収?もちろんこれらも重要ですが、実は最も大きな差を生むのは「物事の捉え方」なのです。結婚相談所での個別紹介会で聞いた実例から、ポジティブな視点を持つ人が結婚できる理由と、ネガティブな視点が婚活の障害になるメカニズムを詳しく解説します。
小規模結婚相談所では、定期的に会員様のご紹介会を開催しています。これは、複数の結婚相談所が集まり、それぞれの会員様の情報を交換し、より良いマッチングの機会を作るための場です。
昨日は、対面でのご紹介会が開催されました。各仲人さんが自分の会員様のエピソードを紹介したり、時には仲人さん自身がお見合いをした経験談を語ったりします。
こうした場では、多くの成功例と失敗例を聞くことができます。そして、様々な事例を聞いていくうちに、ある明確なパターンが見えてきました🙂
会員様のエピソードや仲人さん自身のお見合い体験談を聞いていて、ある共通点が浮かび上がってきました。
婚活における成功の法則
これは、スペックや条件以上に重要な要素です。同じ出来事でも、どう受け止めるかによって、その後の関係性が大きく変わってくるのです。
婚活では、お見合いやデートの中で様々な出来事が起こります。相手の些細な言動、予期せぬハプニング、期待とは違う展開――こうした状況をどう捉えるかが、関係の進展を左右します。
ポジティブな視点の人
ネガティブな視点の人
この違いが、最終的に結婚できるかどうかを大きく左右するのです。
ある仲人さんは、実は18年くらい前に結婚相談所のお見合いで結婚されたそうです。当時のお見合いシステムは、現在とは少し異なっていました。
昔のシステム お見合いが成立した時点で、お相手のフルネームが表示されていました。
現在のシステム お見合いが成立しても、苗字だけの表示になっています。
これは、プライバシー保護の観点から改善された部分です。フルネームが分かると、インターネットで検索されてしまう可能性があるからです。
そして、お見合い当日、どういった会話になったのでしょうか?
仲人さんの旦那さん(当時はお見合い相手)は、非常に正直な方だったようで、こう発言したそうです。
「名前で検索しちゃいました。昨日○○に行ったんですね」
これは、現代の感覚で言えば、かなり危険な発言です。一歩間違えるとストーカーチックに聞こえますよね(笑)。SNSやブログを事前に検索して、相手の行動をチェックしていたことを正直に伝えてしまったのです。
しかし、この仲人さんはそのことに嫌悪感を抱くことなく、こう返答したそうです。
「私はあなたにそこまで興味はないわ(笑)」
なんとユーモアのある、そして前向きな返答でしょうか。この返答には、いくつかの素晴らしい要素が含まれています。
この返答の素晴らしい点
ここで重要なのは、この状況の受け止め方です。
ネガティブな捉え方
ポジティブな捉え方
同じ出来事でも、どちらの視点で捉えるかによって、その後の展開は180度変わります。
ネガティブに捉えた場合 お見合いはその場で終了。お断り。二度と会うことはない。
ポジティブに捉えた場合 ユーモアで返すことで場が和み、会話が弾む。相手の正直な性格を知る機会になる。交際に発展。そして結婚。
実際、この仲人さんはポジティブに受け止めたことで、素敵な旦那様と結婚し、今では結婚相談所の仲人として活躍されています。
人生が分かれる分岐点 物事の捉え方一つで、人生が大きく変わると思いませんか?この仲人さんは、自分のポジティブな視点のおかげで、幸せな結婚生活を手に入れたのです。
対照的に、非常にネガティブな事例もありました。別の仲人さんが話してくださったエピソードです。
ある男性会員様がお見合いに手土産を持参したそうです。これ自体は、とても素敵な心遣いですよね。お見合いという特別な機会に、相手への敬意を表すために手土産を用意する――真摯な姿勢が伝わってきます。
手土産を持参する意味
どんな手土産であっても、その気持ちがありがたいと思うのが普通の感覚ではないでしょうか。
しかし、この女性はなんと言ったと思いますか?
自分の担当仲人さんにお断り理由として、こう伝えたそうです。
「手土産で気を引こうとしているから」
これを聞いた時、本当に驚きました。相手の善意や心遣いを、ここまでネガティブに解釈できるものなのかと😅
この発言は、正直に言って醜い視点です。なぜ醜いのでしょうか?
この視点の問題点
手土産を持ってきてくれた相手の気持ちを、「気を引こうとしている」という打算的な動機にすり替えてしまう。これでは、どんな素敵な相手と出会っても、幸せな関係を築くことはできません。
こんな女性は当社には在籍していません。もし仮にいたとしても、すぐにお引き取りいただくでしょう。
なぜなら、人の好意をそのような視点でしか受け取ることができないなら、幸せになる力がない人なのだろうと思うからです。
幸せになる力とは
この力がなければ、どんなに条件の良い相手と出会っても、どんなに完璧な環境が整っても、幸せを感じることはできません。
結婚相談所としても、こうした極端にネガティブな視点を持つ方のサポートは困難です。
サポートが困難な理由
こうした方は、結婚相談所のサポートを受ける前に、まず自分自身の物事の捉え方を見直す必要があります。

結婚できる人は、やっぱり出会いに感謝できる人です。この紹介会での様々なエピソードを聞いて、改めてそう思いました😊
出会いへの感謝とは
こうした感謝の気持ちがある人は、自然と表情が柔らかくなり、相手にも好印象を与えます。その結果、関係が進展しやすくなるのです。
ポジティブな視点を持つ人には、不思議と人が集まってきます。
ポジティブな人の魅力
こうした人と一緒にいたいと思うのは、当然のことですよね。婚活においても、このポジティブさは大きな武器になります。
逆に、ネガティブな視点を持つ人からは、人が離れていきます。
ネガティブな人の特徴
こうした人とは、誰も長く一緒にいたいとは思いません。婚活でも、お見合いは成立しても交際に発展しにくく、交際しても続かないパターンが多くなります。

どんな小さなことでも、まずは「ありがとう」と言う習慣をつけましょう。
感謝の対象
感謝の言葉を口にすることで、自然と物事のポジティブな面に目が向くようになります。
相手の言動を見た時、まず良い方向に解釈する癖をつけましょう。
解釈の転換例
同じ事実でも、解釈次第で受ける印象は大きく変わります。
完璧な人間などいません。相手にも自分にも完璧を求めないことです。
許容する姿勢
完璧を求めすぎると、必ずネガティブな視点になってしまいます。
お見合いやデート後、相手の良かった点を必ず3つ見つける習慣をつけましょう。
良い面の例
最初は無理やりでも構いません。良い面を探す習慣が、ポジティブな視点を育てます。
愚痴や文句、ネガティブな言葉を口にすることをやめましょう。
言葉を変える例
言葉を変えることで、思考も変わっていきます。
結婚相談所として、どんな会員様をサポートしたいか。それは、以下のような方々です。
理想的な会員様
こうした方々は、サポートもしやすく、そして実際に成婚率も高いのです。
逆に、以下のような方のサポートはお断りすることがあります。
サポートが困難な方
こうした方は、どんなサポートをしても結婚は難しく、お互いにとって時間の無駄になってしまいます。
今回の個別紹介会で聞いた様々なエピソードから、改めて確信したことがあります😀
結婚できる人の共通点
結婚が難しい人の共通点
この違いは、スペックや条件以上に重要です。年収が高くても、容姿が良くても、ネガティブな視点を持っていれば結婚は難しい。逆に、特別なスペックがなくても、ポジティブな視点を持っていれば、素敵なパートナーと出会い、幸せな結婚生活を送ることができるのです。
今日から実践できること
物は捉えよう――この言葉の本当の意味を理解し、実践することで、あなたの婚活、そして人生は大きく変わるはずです。視点をポジティブに持つことこそが、結婚できる最大の秘訣なのです。
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
