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結婚相談所のカウンセラー・婚活アドバイザーと合わない問題

婚活コラム画像

「カウンセラーと合わない…」「担当を変えてもらいたい…」――結婚相談所での活動中、こうした悩みを抱える人は少なくありません。カウンセラーが多数在籍する大手結婚相談所なら担当変更ができるから安心、と考える人もいるでしょう。しかし、本当にそれで問題は解決するのでしょうか?本記事では、大手結婚相談所で実際に起きた事例をもとに、カウンセラーとの相性問題の本質と、失敗しない結婚相談所の選び方について解説します。

カウンセラーが多数在籍している結婚相談所のメリット

担当変更ができる安心感

結婚相談所を選ぶときに、カウンセラーが多く在籍している結婚相談所を選ぶ人もいるでしょう。

特に大手結婚相談所では、数十人から数百人のカウンセラーが在籍していることもあります。

カウンセラーが多く在籍している結婚相談所のメリットは、自分の担当とあわなければ、ほかの担当に変更してもらえることができるからです。

これは確かに魅力的に聞こえます。

担当変更のメリット(表面的)

  • 相性が悪いカウンセラーから離れられる
  • 新しい視点でのアドバイスが期待できる
  • 「選択肢がある」という安心感
  • 我慢して活動しなくて済む
  • 気持ちを新たにスタートできる

多くの人が、「もし担当と合わなくても変更できるから安心」と考えて大手を選びます。

一見合理的な選択に見えるが…

表面的には、カウンセラーが多い=リスク分散、という考え方は合理的に見えます。

しかし、しかしながら、それは正しいことなのでしょうか?

この問いが、この記事の核心です。実は、担当変更という選択肢には、見えない落とし穴があるのです。

大手結婚相談所で活動していた人の本音

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婚活悩み相談での実例

婚活悩み相談でのこと。

ある日、婚活に関する悩み相談を受けました。その方の話は、非常に示唆に富むものでした。

その方は、大手結婚相談所に登録されていました。

入会金もかなり高額で、知名度も抜群の大手結婚相談所。安心して婚活できると期待して入会されたそうです。

最初は丁寧だった対応

活動を開始するまでは丁寧にサポートしてくださったようです。

入会前の説明、プロフィール作成、写真撮影のアドバイス、活動の進め方など、初期段階では非常に手厚いサポートがあったそうです。

初期段階のサポート内容

  • 丁寧なカウンセリング
  • プロフィール文の添削
  • 写真撮影のアドバイス
  • システムの使い方の説明
  • 活動計画の提案
  • 希望条件の整理

「この結婚相談所を選んで良かった」と思ったそうです。

しかし活動開始後に変化が

しかし、スタートしはじめると、自分が質問したことにも答えてくださらなくなったそうです。

これは、大手結婚相談所でよくある問題です。

具体的な変化

  • メールの返信が遅くなった(数日かかることも)
  • 質問に対する回答が簡素になった
  • 「システムを見てください」と言われる
  • 面談の予約が取りづらくなった
  • カウンセラーが忙しそう
  • 流れ作業のような対応

最初の丁寧さはどこへ行ったのか、と感じたそうです。

相談を遠慮し始める

そして、相談することを遠慮しはじめたとのこと。

これが最も深刻な問題です。

相談を遠慮する理由

  • 忙しそうで申し訳ない
  • こんなことで聞いていいのか不安
  • 冷たい対応が怖い
  • 返事が遅いから急ぎの相談ができない
  • 他にもっと困っている会員がいるだろう

本来、結婚相談所のカウンセラーは、会員の相談に乗るのが仕事です。しかし、会員側が遠慮してしまう関係性になってしまっているのです。

担当変更の悩み

担当変更を依頼しようかとも悩んでいました。

このまま活動を続けても、サポートが得られない。かといって、高額な入会金を支払っているので辞めるのも惜しい。それなら担当変更を、と考えるのは自然な流れです。

しかし、ここで重要な問題が浮上します。

ただ、ここで担当を変更したとしても、またその担当と相性があう保証はないということです。

これが、担当変更の最大の問題点です。

担当変更の不確実性

  1. 次のカウンセラーも同じタイプかもしれない
  2. むしろ前の担当の方がマシだったかも
  3. 変更の手続きや引き継ぎで時間がかかる
  4. また一から関係を築く必要がある
  5. 何度も変更するわけにはいかない

運が良ければ相性の良いカウンセラーに当たるかもしれませんが、それは博打です。

入会金が高すぎない結婚相談所を選ぶべき理由

リスク回避の最善策

では、どうすればいいのでしょうか?

一番のリスク回避としては、入会金(初期費用)が高すぎないところを選択するべきです。

これが、最も現実的で効果的な対策です。

入会金が低い結婚相談所のメリット

  1. 合わなければ辞めやすい
    • 高額を支払っていると「もったいない」で続けてしまう
    • 低額なら損失が少ない
    • 気軽に別の相談所を試せる
  2. 心理的負担が少ない
    • 「こんなに払ったのに」という執着がない
    • 冷静な判断ができる
    • ストレスが少ない
  3. 複数の相談所を試せる
    • A社で30万円より、B社C社で各15万円の方が選択肢が広がる
    • 実際に体験して比較できる
  4. カウンセラーとの相性を見極める時間
    • 高額だと「絶対に成婚しなきゃ」とプレッシャー
    • 低額なら落ち着いて判断できる

結婚相談所の「会社のカラー」

ここで重要な認識があります。

結婚相談所は、その会社のカラーがあります。

これは、非常に重要なポイントです。

会社のカラーとは

  • 社風や企業文化
  • サービスの方針
  • カウンセラー教育の方向性
  • 会員への接し方のスタンス
  • 重視する価値観

例えば:

  • 効率重視の会社:システム中心、カウンセラーは最小限
  • 成婚優先の会社:厳しい指導、現実的なアドバイス
  • 寄り添い型の会社:傾聴重視、会員のペースを尊重
  • 営業重視の会社:入会までは手厚く、入会後はサポートなし

担当変更しても同じ

担当を変更できたところで、その会社の方針があるので、担当も似たり寄ったりな傾向もあるということです。

これが、担当変更の限界です。

なぜ似たり寄ったりになるのか

  1. 同じ教育を受けている
    • 新人研修で同じことを学ぶ
    • マニュアルが統一されている
    • 評価基準が同じ
  2. 同じ方針で動いている
    • 会社の指示に従う
    • 勝手な判断はできない
    • 上司の方針が優先
  3. 同じ環境で働いている
    • 忙しさは変わらない
    • 担当会員数も同じレベル
    • 使えるツールも同じ

Aというカウンセラーが「システムを見てください」としか言わないなら、Bというカウンセラーも同じ対応をする可能性が高いのです。なぜなら、それが会社の方針だからです。

大手のマニュアル化

大手結婚相談所は、カウンセラー(婚活アドバイザー)の教育をしマニュアル化しています。

これは、サービス品質の均一化という意味では良いことです。しかし、逆に言えば個性がなくなるということでもあります。

マニュアル化のメリット

  • 一定の品質が保証される
  • 誰に当たっても最低限のサービスは受けられる
  • 新人でも対応できる

マニュアル化のデメリット

  • 個別対応が難しい
  • 柔軟性がない
  • マニュアル外の対応ができない
  • 人間味が薄い
  • 会員の個性に合わせられない

だから、担当変更ができたとしても、各段に差がでるかというとそうでもありません。

Aさんは冷たい、Bさんは優しい、という性格の差はあるかもしれません。しかし、対応内容や方針は大差ないのです。

認識した上で選ぶこと

そのあたりをきちんと認識した上で、結婚相談所を選びましょう。

これが重要です。

結婚相談所選びのポイント

  1. 入会前に会社のカラーを見極める
    • 体験カウンセリングで雰囲気を確認
    • 口コミや評判をチェック
    • カウンセラーの対応を観察
  2. 入会金が高すぎないところを選ぶ
    • 10万円以下なら低リスク
    • 20〜30万円は高リスク
  3. 担当変更を前提にしない
    • 「変更できるから大丈夫」と考えない
    • 最初のカウンセラーとの相性を重視
    • 合わなければ退会して別の相談所へ
  4. 複数の相談所を比較する
    • 1社だけで決めない
    • 実際に話を聞いて比較
    • 直感も大事にする

担当制を取り入れていない結婚相談所の問題

担当制がない相談所も存在

一方で、担当制を取り入れていない結婚相談所もあります。

これは、主にオンライン型や格安の結婚相談所に多いパターンです😂

担当制がない結婚相談所の特徴

  • 質問は都度、空いているスタッフが対応
  • 誰が担当か分からない
  • 毎回違う人が対応する
  • システムの使い方のみサポート
  • 相談は基本的にチャットやメール

会員のことを思っていない

正直なところを伝えると、会員様のことを思っていません。

これは厳しい言い方ですが、真実です。

なぜなら、会員様のことを本当に思っているというのは、入会からどういった活動をしているか、見守りサポートすることです。

担当制がない結婚相談所では、これが不可能なのです。

担当制がないとできないこと

  1. 継続的な見守り
    • 活動状況を把握できない
    • 変化に気づけない
    • タイムリーなサポートができない
  2. 個別の状況把握
    • 毎回説明が必要
    • 過去の経緯が分からない
    • 的確なアドバイスができない
  3. 信頼関係の構築
    • 毎回違う人では親しくなれない
    • 本音を話せない
    • 深い相談ができない
  4. 成長の実感
    • 以前との比較ができない
    • 成長を共に喜べない
    • モチベーション維持が難しい

入会からの活動を見守る重要性

結婚相談所のカウンセラーの最も重要な役割は、入会からどういった活動をしているか、見守りサポートすることです。

見守りサポートの具体例

  • 「最近お見合いが成立していないですね、どうですか?」
  • 「前回のお見合い後、ちゃんとお礼はしましたか?」
  • 「○○さん、最初の頃より表情が明るくなりましたね」
  • 「半年活動されて、何か気づいたことはありますか?」

こうした細やかなサポートは、担当制でなければ不可能です。

理想的な結婚相談所とカウンセラーの関係

小規模〜中規模が狙い目

これまでの分析から見えてくる理想的な結婚相談所は:

理想的な結婚相談所の条件

  1. 入会金が適正(10〜15万円程度)
    • 高すぎず、安すぎず
    • 辞めやすい金額
  2. 担当制を採用
    • 一人のカウンセラーが継続サポート
    • 信頼関係を築ける
  3. 小規模〜中規模
    • カウンセラー1人あたりの会員数が適切(30〜50人程度)
    • 一人一人に時間をかけられる
  4. 会社のカラーが自分に合う
    • 体験カウンセリングで確認
    • 直感を信じる
  5. IBJ・TMSなどの連盟加盟
    • 会員数は確保できる
    • システムは利用できる
    • 小規模でも不利にならない

カウンセラーとの相性を見極める

入会前に、カウンセラーとの相性を見極めることが最も重要です。

相性チェックポイント

  • 話しやすいか
  • 質問に丁寧に答えてくれるか
  • 押し付けがましくないか
  • 親身になってくれるか
  • 信頼できるか
  • この人なら本音を話せるか

直感で「この人なら」と思えるカウンセラーがいる相談所を選びましょう。

合わなければ早めに見切る

それでも、入会後に「やっぱり合わない」と気づくこともあるでしょう。

その場合は、早めに見切りをつけることが重要です。

高額な入会金を支払っていると「もったいない」という気持ちが邪魔をしますが、合わないカウンセラーのもとで活動を続けても、成婚は遠のくばかりです。

入会金が適正額なら、この決断もしやすくなります。

まとめ:結婚相談所選びの新常識

カウンセラーが多数在籍する大手結婚相談所は、担当変更ができるから安心、というのは幻想です。

この記事のポイント

  1. 担当変更しても相性の保証はない
  2. 会社のカラーは変わらない
  3. マニュアル化で個性がない
  4. 入会金が高すぎるとリスクが高い
  5. 担当制がない相談所は避けるべき
  6. 見守りサポートが重要
  7. 小規模〜中規模が狙い目

賢い結婚相談所の選び方

  • 入会金10〜15万円程度の相談所
  • 担当制を採用している
  • カウンセラーとの相性を重視
  • 会社のカラーを事前に確認
  • 複数を比較して決める
  • 合わなければ早めに見切る

結婚相談所選びは、カウンセラー選びです。「数が多いから安心」ではなく、「この人なら」と思えるカウンセラーがいる相談所を選びましょう。

そして、高額な入会金でリスクを高めるのではなく、適正価格でフットワーク軽く活動できる相談所を選ぶことが、成婚への近道なのです🥰

当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。

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カウンセラーが多数在籍している結婚相談所

結婚相談所を選ぶときに、カウンセラーが多く在籍している結婚相談所を選ぶ人もいるでしょう。

カウンセラーが多く在籍している結婚相談所のメリットは、自分の担当とあわなければ、ほかの担当に変更してもらえることができるからです。

しかしながら、それは正しいことなのでしょうか?

大手結婚相談所で活動していた人の本音

婚活悩み相談でのこと。

その方は、大手結婚相談所に登録されていました。

活動を開始するまでは丁寧にサポートしてくださったようですが、スタートしはじめると、自分が質問したことにも答えてくださらなくなったそうです。

そして、相談することを遠慮しはじめたとのこと。担当変更を依頼しようかとも悩んでいました。

ただ、ここで担当を変更したとしても、またその担当と相性があう保証はないということです。

入会金が高すぎない結婚相談所を選ぶべき

一番のリスク回避としては、入会金(初期費用)が高すぎないところを選択するべきです。

結婚相談所は、その会社のカラーがあります。

担当を変更できたところで、その会社の方針があるので、担当も似たり寄ったりな傾向もあるということです。

大手結婚相談所は、カウンセラー(婚活アドバイザー)の教育をしマニュアル化しています。

だから、担当変更ができたとしても、各段に差がでるかというとそうでもありません。

そのあたりをきちんを認識した上で、結婚相談所を選びましょう。

また、担当制を取り入れていない結婚相談所もあるのですが、正直なところを伝えると会員様のことを思っていません。

会員様のことを本当に思っているというのは、入会からどういった活動をしているか、見守りサポートすることです。

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