はじめに:条件だけでは見えない結婚相手の本質
結婚相談所での婚活では、プロフィールに記載された年収、学歴、職業といった条件面に目が行きがちです。しかし、実際の結婚生活で重要なのは、スペックよりも「一緒にいる心地よさ」です😄
綺麗な姿、カッコよい姿だけでは生活できません。疲れた時にみせる姿を受け入れられるか受け入れてもらえるのか。
本記事では、結婚相談所で本当に大切な相手を見極めるための視点を解説します。
最も重要な判断基準:疲れた時の関係性
「疲れた時に会える人」か「疲れた時に会いたい人」か
結婚相手選びで最も本質的な問いがこれです。
疲れた時に会える人とは
- 気を遣わずに素の自分でいられる
- 無理に元気に振る舞わなくていい
- 沈黙が苦痛にならない
- 弱っている姿を見せられる
疲れた時に会いたい人とは
- その人といると元気が出る
- 一緒にいると癒される
- 前向きな気持ちになれる
- エネルギーをもらえる
理想は両方の要素を持つ相手ですが、結婚生活では「会える人」の要素がより重要になります。なぜなら、日常の大半は疲れている状態だからです😅
結婚生活は「疲れた時も一緒」が前提
恋愛期間中は、デートのために体調を整え、おしゃれをして、ベストな状態で会います。しかし結婚後は:
- 仕事で疲れ果てた日も一緒
- 体調が悪い時も一緒
- イライラしている時も一緒
- やる気が出ない日も一緒
この「ありのまま」の状態で、ストレスなく一緒にいられるかが、結婚生活の質を決定します。
結婚相談所での見極めポイント:実践編
1. プロフィール段階での着眼点
表面的な条件の先を見る
年収、学歴、職業は重要ですが、それだけで判断するのは危険です。
- 価値観の記述に注目する:お金の使い方、休日の過ごし方、将来のビジョン
- 文章の書き方を観察する:丁寧さ、誠実さ、人柄が文章に現れる
- 趣味や関心事の具体性:「読書」より「歴史小説」など具体的な方が相性を判断しやすい
2. 初回面談での観察ポイント
会話の質を重視する
- 一方的に話していないか
- こちらの話に関心を持って聞いているか
- 質問が表面的でないか
- 自然な間が生まれても苦痛でないか
非言語コミュニケーションを観察
- アイコンタクトの自然さ
- 表情の豊かさと柔らかさ
- 姿勢や所作から感じる人柄
- 店員さんへの態度(人間性が出る)
3. 交際期間中に確認すべきこと
日常的なコミュニケーションスタイル
- 連絡頻度の相性
- メッセージの温度感
- 予定調整の柔軟性
- 意見が食い違った時の対応
疲れている時の接し方
意図的に「疲れている」と伝えてみましょう。相手の反応から多くが見えます:
- 気遣いの言葉をかけてくれるか
- 会う予定を柔軟に変更できるか
- 無理に励まそうとしないか
- 静かに寄り添ってくれるか
見落としがちな重要ポイント
1. 金銭感覚の相性
年収の額面より、お金の使い方の価値観が合うかが重要です。
確認すべき点
- 何にお金を使うことを大切にしているか
- 節約すべき部分の考え方
- 将来のための貯蓄に対する意識
- 親族への金銭的支援の考え方
デート中の支払いスタイルや、買い物の際の判断基準から自然に観察できます。
2. 家事・育児への考え方
プロフィールには「家事は協力的」と書かれていても、具体的な認識が重要です。
深掘りすべき質問
- 現在の家事の分担状況(実家暮らしか一人暮らしか)
- 「手伝う」という表現を使うか「分担する」という認識か
- 育児休暇についての考え方
- 共働きの場合の家事分担イメージ
3. 両親・親族との関係性
結婚は二人だけの問題ではありません。
確認ポイント
- 親との距離感(物理的・精神的)
- 親の意見をどの程度重視するか
- 将来的な同居の可能性
- 帰省の頻度の希望
- 冠婚葬祭への考え方
4. 価値観の一致度チェック
完全に一致する必要はありませんが、重要な部分でのズレは後々問題になります。
特に確認すべき価値観
- 子どもについて(人数、教育方針)
- 住む場所(都市部か郊外か)
- 仕事とプライベートのバランス
- 老後のライフプラン
- 宗教観
見極めの落とし穴:避けるべき判断ミス
1. 条件の良さに目がくらむ
高年収、高学歴、容姿端麗など、条件が良すぎると判断が甘くなります。
冷静な判断のために
- 条件を一旦忘れて、この人と一緒にいて楽しいか自問する
- 友人や家族に率直な意見を求める
- 自分が無理に背伸びしていないか確認する
2. 「理想」に固執しすぎる
最初に設定した条件に固執すると、本当に合う相手を見逃します。
柔軟な視点を持つ
- 絶対に譲れない条件は3つまでに絞る
- 「意外といいかも」という感覚を大切にする
- 年齢や年収の幅を広げてみる
3. 焦りからの妥協
「早く結婚したい」という焦りは最も危険です。
焦りのサイン
- 会って間もないのに結婚を急ぐ
- 違和感があるのに「まあいいか」と流す
- 周囲の結婚ラッシュに焦っている
- 年齢を気にしすぎている
結婚相談所のカウンセラーを活用する
第三者の客観的視点の重要性
恋愛感情が入ると、どうしても判断が甘くなります。
カウンセラーに相談すべきこと
- 自分では気づかない相性の問題
- 過去の成功例・失敗例からのアドバイス
- 相手の真剣度の見極め
- 交際を進めるか断るかの判断
カウンセラーとの上手な付き合い方
- 違和感や不安は些細なことでも共有する
- 自分の本音を正直に話す
- アドバイスを鵜呑みにせず、最終判断は自分でする
- 定期的に報告・相談の時間を設ける
まとめ:本質を見極める力を養う
結婚相談所での婚活成功の鍵は、表面的な条件ではなく、相手の本質を見極める力です😄
見極めの3つの柱
- 疲れた時に一緒にいられるか:日常生活の心地よさ
- 価値観の重要部分が合うか:将来のビジョンの共有
- お互いが成長できる関係か:長期的な相性
結婚は人生の大きな決断です。焦らず、自分の直感と理性の両方を使って、丁寧に見極めていきましょう。条件やスペックは変わりますが、「この人となら、ありのままでいられる」という感覚こそが、幸せな結婚生活の土台となります。
結婚とは生活であること、この視点を忘れないことです。
結婚相談所というシステムを最大限活用しながら、自分自身の判断軸をしっかり持つこと。それが、本当に幸せな結婚への近道です。
当結婚相談所に入会せずとも、個別相談を受け付けています。ご希望の方は、ラインから予約をお願いします。
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