現在のお見合いは、昔とは違い、仲人さんが同席されることはほぼなくなりました。
しかしながら、お立合い・引き合わせなどは、現在もあります。私自身も、初めてのお見合いなどには、様子をうかがいにお引き合わせに行っています。
その際に、お見合いの待ち合わせ場所までの歩き姿?をチェックしています。
まず、お見合いでは“歩いている姿”も見られているということを意識しないとなりません。歩く姿がスマートな方と、そうではない方では、相手に与える印象が変ってきます。
ある女性は、大股開きの蟹股で歩いています。それは、その方の歩き方でしょう。
しかし、それを見かけてしまった男性はどう思うでしょうか?
実は、お見合い結果を確認した際に、ある男性からこんな感想を言われました。
「些細なことなのですが、歩いている姿を見て、ないな・・と思ってしまいました。蟹股でどしどし歩いていたのです。」
たったこれだけ?でもたったこれだけです。男性は女性に幻想を抱いているのかもしれませんね。女性らしい歩き方をしていれば、男性の彼女への印象は違ったはずでしょう。
もしこれが、ファッションショーのランウェイなら、細心の注意を払い気を付けて歩くはずです。通常の歩き方だって、意識をすれば変えられます。
他にも、待ち合わせ場所まで、肩を揺らし、髪を揺らし、独特な歩き方で来られた方もいます。
こういった自分の癖は、誰かに見ていただかないと気付かないものです。
もし自分が男性だったら?
肩を揺らし歩いている女性と、ゆっくりしっとりと歩いてくる女性、どちらに魅力を感じるかわかりますよね?こういったことは、少しの心がけで変えられます。
また、待ち合わせ場所まで、音楽を聴きながら、イヤホンをつけてきた方もいました。音楽でテンションをあげているのだと思いますが、それもどこまで付けていっていいのでしょうか?
例えば、就職の面接だと思ってください。
音楽を聴くのは、会社の最寄り駅までにしますか?会社の入り口までにしますか?面接の部屋前までにしますか?そう考えれば、おのずと答えがでるように思います。
私だったら、せいぜい、最寄り駅までですね。
それは、なぜか?
会社までとなれば、その道すがら、その会社の方に会うかもしれません。その姿を見られていて、勝手に印象づけられてしまうかもしれません。
飴やガムを噛んでくるのも同様です。
しかも、お見合いのサポートをしているとたまにあるのが、意外に世間は狭いということです。
お見合い相手が、近くにお住まいだったりもすることがあって、そういった場合には、街中でも見られてしまっているということもあるのです。
家を一歩でたら、今日は、最高のお見合いになるように、と気持ちをシャキッとして出会いに向かう人と、なんとなく、お見合いに向かっている人では、どちらに結婚の縁があるかはお分かりですね。
お見合いは、家を出るときから始まっていると思ってください。
待ち合わせ場所についてから、お見合いだと意識される方、家を出るときからお見合いを意識されている方では、大きな差がでてきます。